「月曜から夜ふかし」 ねつ造問題に番組内での言及&テロップなし 前回放送で意図的編集、社長謝罪も
2025/3/31 23:01(最終更新 4/2 00:30)
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日本テレビ系「月曜から夜ふかし」(月曜後10・00)が31日、放送され、同番組をめぐる放送内容ねつ造問題について言及はなかった。
同番組は24日、街頭インタビューに応じた中国出身女性が、カラスと食文化について話す様子を放送。「あんまり中国にカラス飛んでるのがいないですね」と話した後、「みんな食べてるから少ないです」などと続けて編集されていた。
実際には女性が「中国ではカラスを食べる」という趣旨の発言をした事実はなく、同局の説明によると、別の話題について話した内容を制作スタッフが意図的に編集したものだった。
同局はこの日の定例会見で、福田博之社長が謝罪し、経緯を説明。「とにかく面白いものにしたいという思いから意図的に編集したことが原因」と明かし、「あってはならないことだと考えています」と猛省した。現在は同番組での街頭インタビュー取材を止めているといい、「制作ルールを徹底してから再開します」とした。
局側は、MCを務めるマツコ・デラックスと「SUPER EIGHT」の村上信五に説明して謝罪。今後の番組について「今確認できている中では、打ち切りはありません」としている。
問題が明るみに出た後、この日が初の放送。大阪での街頭インタビューで街行く人に個人的ニュースを聞いたり、うわさを検証する企画を放送した。マツコ、村上とも問題への言及はなく、テロップ表示などもなかった。
「月曜から夜ふかし」は、12年4月スタートのバラエティー番組。街頭インタビューを中心としたVTRをもとに、マツコと村上がスタジオトークを繰り広げる。
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