【ヤンゴン共同】ミャンマーの大地震で、日本政府の国際緊急援助隊医療チームが2日、最大都市ヤンゴンに到着した。日本政府の援助隊派遣は初めて。先発隊を含め国際協力機構(JICA)や医療関係者ら32人で構成し、医療活動に従事する。日本政府は人道支援のため600万ドル(約9億円)規模の緊急無償資金協力を実施する方針を発表した。
地震は4日で発生1週間となる。ミャンマー軍事政権は2日、死者が2886人、負傷者が4639人に上ったと明らかにした。死傷者は増える可能性が高い。国軍と内戦状態にある複数の少数民族武装勢力は1日付の声明で、被災者支援を優先するため1カ月間の一方的停戦を発表した。
最大級の被害が出た中部マンダレーのほか、北部ザガインでも甚大な被害が出ている。地元メディアによると、ザガインでは9割近くの家屋が破壊された。重機不足が深刻で、住民らが手作業で救援やがれき撤去に当たっているという。
ヤンゴンの空港に到着した援助隊の矢間秀行団長は記者団に「被災地の状況をよく見て、効果的に支援したい」と話した。