味噌汁混入のネズミは「加熱されていない」とすき家が発表 カタラーゼ検査で調査 「ネズミは熱に敏感」とも説明
“味噌汁にネズミ混入”騒動の渦中にある大手牛丼チェーン「すき家」。鳥取南吉方店のGoogleマップ上に〈味噌汁の中にねずみの死骸が混入していました〉と写真付きでクチコミが投稿され、今年1月21日に該当のトラブルが発生していたことを事実と認めた。 【写真】「味噌汁の中にネズミがまるごと…」異物混入があった問題の画像。東京店舗で働く現役クルーが提供した「味噌汁の鍋」と「冷蔵庫で保存していたお椀」の写真
「すき家」は3月27日、ホームページに新たな声明を出し、異物混入が起きた詳しい状況やトラブル発生からの対応を改めて説明した。 「すき家」の発表によると、異物混入が発生したのは、今年1月21日の午前8時頃。客からの指摘を受けて、従業員が謝罪したという。約1時間後の午前9時頃、客からの連絡および店舗からの報告により、「すき家」本部が事案を把握するに至った。午前11時頃には当該店舗を一時クローズして、原因調査および清掃作業を開始した上で、鳥取市保健所にも報告を行った。 現地調査と並行して店内カメラの映像を確認し、1月21日のうちにネズミの侵入経路を特定したようだ。以下のように説明している。
〈当該店舗の大型冷蔵庫の扉が店外に面しており、その下部に設置されたゴム製パッキンに生じていたひび割れから混入したネズミが侵入した可能性が高いと結論付けております。また、お椀への混入は、みそ汁の具材を入れたお椀を大型冷蔵庫で一時保管していた間に混入した可能性が高いと考えております〉 また、トラブル発生から即座に公表しなかった理由については、〈本件は当該店舗の建物構造と周辺環境が重なった特殊な事例であることを勘案し、ホームページでの公表を見合わせ〉と説明している。 翌22日には、専門の害獣駆除会社による当該店舗の駆除施工を実施し、23日には、鳥取市保健所の現地確認を経て、当該店舗の営業を再開したという。また、2月末までに当該店舗と同タイプの冷蔵庫を設置している72店舗について、パッキンの状態確認および交換、その他懸念箇所の修繕を完了したことも報告している。 今後の防止策として、従業員への衛生教育の再実施のほか、〈四半期に一度、全店舗において建物のクラックや隙間などの有無の点検および懸念箇所が確認された場合の修繕を実施〉や〈全店舗のゴミ庫の冷蔵化〉などを挙げている。
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