なかよし 1967年(昭和42年)9月号 漫画雑誌の対象読者の年齢層が細分化され、小中学生向け月刊誌、中高生向け週刊誌、そして1981年には青年誌『ビックコミックフォアレディ』が創刊をみることになる。かつては5誌で凌ぎあった月刊誌は『なかよし』と『りぼん』の2誌を残し、週刊誌へ発展または休刊となった。両誌は、月刊誌ならではのふろくと、牧美也子、松尾美保子、わたなべまさこなど華麗な絵柄のまんがを掲載して読者の支持をえた。本誌には講談社によって見出され、70年代以降に大きく飛躍する、デビュー直後の大和和紀、平田真貴子のみずみずしい読切作品が掲載されている。

 

 

とじこみ 人気スターブロマイド・お花の香水カード・夏の少女・ソフィア少年・少女合唱団

雑誌の表紙をめくって現れるとじこみ。限られた紙面に人気スターをぎっしるつめ込んだ人気スターブロマイド・いまでもほのかに香る香水カードと壁掛けになる美しいカードは人気漫画家の絵による。

 

こんなにすてきな なかよし10月特大号と夏休み増刊号予告

この頃『なかよし』に多くの読切作品を発表した松井由美子による❤︎きせかえあそびができる立体リビングセット「ガラスのバレーシューズ」連載中の松尾美保子は『なかよしブック』に世界名作物語「椿姫」を発表。作者の絵柄やストーリー構成が「椿姫」という題材にマッチ。夏休みと冬休みにあわせて発行された増刊号。『なかよし』はA4版の大型雑誌に挑戦している。だがこの期間に数冊を発刊して終了した。


ボンジュールおじょうさん えと文 田村セツ子 2色1頁+6頁

 

あなたの心をほのぼのさせる、美しい三人姉妹のものがたり‼︎

星のゆりかご 連載第5回 牧美也子 4色4頁+16頁

いままでのおはなし 高城まりは、レストラン「高城」のひとり娘です。春の修学旅行で京都にいったとき、舞い子さんとしりあいになりました。その舞い子さんの名は、ゆり千代・・・。東京に帰ったまりは、おかあさんに、京都で、ゆり千代さんという舞い子さんにあったというと、なぜかおかあさんはいっしゅん顔色を変ました。東京のデパートで、京都の舞い子さんをまねいて京選会をやったときも、まりは、おかあさんといっしょにいきましたが、おかあさんは、ゆり千代さんにあわせようとしませんでした。ところがその夜、レストランの若主人をしている、まりのおにいさんの圭介はゆり千代さんから、いがいなことをきいてしまいました。まりは、圭介の妹ではなく、ゆり千代の妹だということ、そして、まりと、ゆり千代の祖父が死刑囚だったということを・・・。

妹のまりが・・・死刑囚のまご⁉︎母も話してくれなかったまりのひみつ・・・でも、圭介にとっては、だいじな妹でした・・・

 

日本一のバレーまんが!

ガラスのバレーシューズ 連載21回 松尾美保子 4色4頁+15頁

いままでのおはなし・・・香川純子と金井玲子は、大成功をおさめた「ガラスのバレーシューズ」の公演をさいごに、いよいよ日本に帰国することになりました。純子の胸にパパのお墓まいり、パパの絵をみつけたこと、フランソワーズとお友だちになったこと、そしてミーナの悲しい死など、いろいろな思い出をのこして・・・。もちろんバレリーナとしても大きく成長した純子でしたが、なによりもしりたかったなぞの人にはついに会うことも、名まえさえもわからないままでした。でもいまの純子の目の前には、病床のママの顔と、やさしい新一の顔が大きくうかんでくるのです。そんな純子に、玲子がとつぜんいいだしました。バレー学校に秋月先生はもういないはずだというのです。いったいどうしたというのでしょう。純子はなぜか不安にかられるのでした・・・。

 

水野英子世界名作シリーズ 第6回

白鳥の王子 水野英子 原作:アンデルセン 文:日野多香子 2色3頁+2頁

 

ならんだならんだテレビまんがゆめのアルバム

 

日本じゅう大ひょうばん!とってもゆかいな人気者。今月は、こわ〜いこわ〜いゆうれいのお話よ〜。

チャコねえちゃん竹中きよこ 2色5頁+7頁

チャコねえちゃんは、1967年4月6日から1968年3月28日までTBS系列の毎週木曜日19:30 - 20:00(JST)に放送された児童向けドラマである。全52回。モノクロ作品。『チャコちゃんシリーズ』第5作で、本作より宮脇康之演じる「ケンちゃん」が初登場し、以後1976年の『フルーツケンちゃん』まで10作に渡って『チャコちゃんシリーズ→ケンちゃんシリーズ』として続いた。 Wikipedia

 

少年の石像と不幸な少女との出会い!かなしくもふしぎな物語!

リビエラの天使 読切 大和和紀 16頁

あなたが、もし、みなし子の少女だったら・・・?ふしぎな少年としりあった、ある少女のかなしみ! 本作は『週刊少女フレンド』でデビューし、その後も週刊、月刊『少女フレンド』を作品発表の場とした大和和紀がデビューの翌年、『なかよし』に発表した作品である。

大和和紀 1948年北海道に生まれる。66年、『週刊少女フレンド』「どろぼう天使」でデビュー。大正時代を舞台にした「はいからさんが通る」で77年、第1回講談社漫画賞を受賞。79年、紫式部の「源氏物語」をベースに、平安時代の貴族の恋愛、人間模様を描いた「あさきゆめみし」は、一般読者にも広く読まれ、発行部数1500万部をこえる記録的ヒットとなった。ラブコメ作品を得意とし、そのほかに「ヨコハマ物語」「モンシェリCOCO」「ラブパック」などがある。現代漫画博物館

 

かなしい かなしい ゆかいなまんが

なきむし一家 赤塚不二雄 12頁

日本一ゆかいな赤塚不二夫先生の爆笑シリーズ!今月は親子そろってなきむしの「なきむし一家」よ。すぐ見てね!

 

おとうさんのきらいなテレビの番組は・・・。「なかよし」がとくべつにおくる夏休みミステリー!

ミカのおてがら セイノトミオ 20頁

おとうさんは、テレビの「にたものコンテスト」が大きらい。そのうらには、こんなわけが・・・。さあ、読んでね!

 

第1回講談社新人漫画賞に輝く高校生のおねえさんがかいたまんが

こまっちゃう 平田真貴子 16頁

「ギャング会」と「紳士会」の男の子たちからひっぱりだこの少女アニー。ああ、ほんとにこまっちゃうナ!

 
ロマンスの薬あげます!につづいて『なかよし』がふたたびおおくりする楳図かずお先生の学園まんが新連載!

女の子あつまれ! 新連載 楳図かずお 24頁

「なかよし」だけにのる楳図かずお先生の学園まんが第二作!「女の子あつまれ!」をうんとおうえんしてね!

 

ヨッちゃんパンチ 最終回 今村ゆたか 24頁

ま夏の太陽をいっぱいあびて、ヨッちゃんは、ビキニスタイルで大はりきり!今月は海へでかけたヨッちゃんたちのゆかいなお話よ!

 

よろこびもかなしみも、いつもいっしょに分けあったロッテが売りとばされる!ひろみちゃんは、むちゅうで外にとび出しましたが・・・。

おいでロッテ 第13回 望月あきら 22頁

いままでのおはなし・・・ロッテは、ひろみちゃんのかわいい愛犬です。このロッテをめぐって、犬どろぼう、パパの急死と、かなしい事件があいつぎ、ひろみちゃんは、かなしい月日を送るのでした。やっと、ロッテとめぐりあえて、しあわせになれたひろみちゃんでしたが、こんどはママが大なだれで不幸にみまわれました。さいわい、ママも、ひろみちゃんもぶじにたすかりましたが、ひろみちゃんはママにあえず、東京へかえってきました。東京では、いじわるなおじさん、おばさんたちが待っていました。そして数日後、ひろみちゃんのいないあいだに、とうとうロッテを、見知らぬ外国人に売りとばしてしまったのです。

 

あなたのハートにジーンとせまる愛のお話!

その人は昔 松井由美子 26頁

舟木一夫さん、内藤洋子さん主演の東京映画。”その人は昔”より

 

 

 

『なかよし』夏休み大型大増刊号(4大ふろくつき)

 

このブログは日本の漫画文化の礎を築いた、主に昭和三十年代を舞台に活躍した漫画家とその作品が、時の経過に埋もれることなく今の時代に語られる事を願って、昭和三十年代の漫画雑誌と作品を紹介してます。ご意見、ご指摘がありましたら、メッセージまたはコメントをお寄せください。よろしくお願いします。
 

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