長野朗は90年前に中国の人口侵略の恐ろしさについて述べている。「凡そ今の世界に支那人位深刻な侵略主義者はあるまい。欧米の侵略主義は他民族と統治し或は搾取するが、一方では産業を興して住民に食を与える。且つ侵略が表面的だから、或る時期が到着すれば簡単に追払うことが出来る。然るに支那人の侵略は、肉に喰込み骨をえぐるものであって、住民の生活を根本から奪い、これを絶滅せしむるものである。支那人の侵略は既に周代に発し、数千年の間に今日の如き厖大なる国と四億の民衆にまで成長したのである」
現代支那全集 第1巻 (戦苑支那の習俗)
長野朗 著 坂上書院 昭12年