なかよし 1962年(昭和37年)3月号 前年の12月号でまんが作品15中、12作品が最終回をむかえ、新年号から連載を開始した「ヨッコちゃんがきたよ」手塚治虫・「サムライの子」つのだじろう・「まぼろしチャオ!」村野守美・「紅つばめ」まゆずみゆきお作品のほか、5作品が連載を開始。連載を継続してた「小リスちゃん」中島利行もこの号で最終回をむかえ、4月号からは「そよ風さん」の連載を開始する。中島利行は長く『なかよし』の主要まんがを描いた漫画家であり、「そよ風さん」予告は巻頭カラーページによるものであった。この誌面の刷新を制して連載を継続したのは「しあわせの星」赤松セツ子(連載期間1961年2月号 - 1964年10月号)・「かのこちゃん」山根赤鬼(連載期間1956年6月号 - 1964年8月号)で、共にこの頃の『なかよし』を代表する長期連載作である。

 

 

春の公園 高橋真琴

 

たのしい春をよぶデラックスプレゼント なかよし4月特大号の7大ふろく

①春のかみかざり ②夢のおへやのデラックスセット ③なんでもはかれるおしゃれメジャー ④別冊 しあわせの星 ⑤別冊 そよ風さん ⑥しあわせシール ⑦新学期のネームカード

 

かのこちゃん 山根赤鬼 原作:鈴木みちを 2色14頁+4頁

きょうは、たのしいひなまつり。チョコちゃんの大あばれのまき、はじまり、はじまり。

 

いま、日本じゅうのお友だちのあいだで大ひょうばん!すぐよんでね。

しあわせの星 赤松セツ子 4色4頁+4頁+別冊

いままでのおはなし 白川家の三人姉妹のすえっ子として、みんなにかわいがられてそだったアンヌは、白川のママが、アンヌをしあわせにするためにと、ほんとうのママ、エルザ夫人のもとにかえしてあげましたが、そのことをしると、エルザ夫人の家をにげ出してしまいました。そのとちゅう、わるい人にさらわれたりしましたが、バレーの千春先生にたすけられ、お正月に、千春先生といっしょにスキーにいった新潟で、チアキねえさまと、めぐりあい、やっと、なつかしい白川のママのもとにかえることができたのです。でも、ママは、エルザ夫人のことが気がかりでした。

◎アンヌは、藤田画伯のまご?そのひみつをしっているのは、チアキだけです。そして、エルザ夫人は・・・

 

ヨッコちゃんがきたよ! 手塚治虫 4色4頁+12頁

いままでのおはなし・・・ヨッコちゃんのおせっかいのおかげで、ヨッコちゃんのパパは、劇場がつかえなくなってしまいました。でも、パパはまいりません。こんどはテレビのおしごとをはじめました。劇団コブタ座をテレビに出演させようというのです。パパはテレビ局へでかけました・・・。

◎男まさりでなにをするかわからないヨッコちゃん!そのヨッコちゃんのために劇場をつかえなくなったお父さんは・・・。

◎あっ、黒沢エミ!このまえ、おかあさんがうんとばかにされたので、ヨッコちゃんは黒沢エミをうんとにくんでいます。

 

小リスちゃん 中島利行 2色4頁+4頁+別冊(最終回)

◎アイスショーをぬけだして、日本にかえってきた小リスちゃん。おかあさんのしゅじゅつにまにあうかしら?

◎家へついてみると、だいぶようすがかわっています。小リスちゃんは、病院ができたことをしらなかったのね。

 

小リスちゃん 最終回 中島利行 別冊付録B6版34頁+「そよ風さん」予告

 

そよ風さん 本誌予告 中島利行

 

サムライの子 つのだじろう 原作:山中恒 2色4頁+12頁

◎エミちゃんはとても元気な子・・・でも、きたないサムライ部落にすんでるので・・・

エミちゃんがすてきなおようふくをきているわけは?あのね、こうなのよ。さあ、つぎをよんでね。

 

パァ子ちゃん コン太郎 8頁

◎はじめまして!わたしパァ子よ。ゆかいでのんきで歌がだあいすき。すきすきすきのパァ子よ。よろしく。

 

チビッコ校長 竹原セツ子 19頁

◎フランスへいっているママがたいへんなことに!チビッコ校長はいそいでパリへとびたちましたが・・・。

 

ピィチクパァちゃん よこたとくお 8頁

◎春、三月、すてき!お花まつりね・・・いいえ、ピィちゃんたちには、かなしい○○○のきせつ・・・

 

まぼろしチャオ 村野守美 2色4頁+11頁

いままでのおはなし・・・いつもはいたずらで、パパとお姉さんをこまらせているラリーは、わるい人をみつけると、まぼろしチャオになって、やっつけてしまいます。おまつりの日、町のボスをおかあさんのかたきとねらう、ほうたいのおにいさんにあい、さっそくたすけようとしますがボスはころしやブラック・キラーをやといました。そして・・・

◎ころしやブラック・キラー!ラリーがいくらつよいからって、あんしんしてはいられない、どうかラリーがかちますように。

◎わあい、かった、かった。ラリーがかった。さあ、ほうたいのおにいさん、おかあさんのかたきをおもうぞんぶんはらしてね!

 

パイナップルパイナちゃん 前川かずお 8頁

◎パイナちゃんは、もう日本にだいぶなれましたが、まだちょっとへんなところがあります。さて、今月も・・・。

 

お姫さまと少女剣士のものがたり‼︎

紅つばめ まゆずみゆきお 16頁

いままでのおはなし・・・ゆり姫たち三人をすくう紅つばめは、あやしい少年にだまされて、おおかみのむれにかこまれてしまいました。そしてゆり姫たちも、その少年のなかまにかこまれてしまったのです。さて・・・?

 

東京の少女 みずしまじゅん 20頁

いままでのおはなし・・・ちおりの家は、おとうさんと、いもうとのエミの三人ぐらし。おかあさんがなくなってから、ちおりがずうっとおかあさんがわりになっています。ある時、ともだちのいさむが、ちおりにお金をかります。なんだかようすのおかしいいさむ・・・。そんなある日、いさむのおかあさんが、ちおりの家にきて、きゅうにたおれてしまいました・・・。

◎ちおりの家にきて、たおれてしまったひろしくんのおかあさんは、どうしたのでしょう?さあ、すぐよみましょう。

 

講談社発行の少年少女雑誌

6大ふろくの『少女クラブ』3月号 別冊付録は「1・2・3と4・5・ロク」ちばてつやと「ふたりの白鳥」細川知栄子作品。共に、後継誌『少女フレンド』創刊に移行する『少女クラブ』の人気漫画であった。『ぼくら』3月号は10大ふろくだ!『少年クラブ』3月号 おもしろくてためになる日本一の少年雑誌!『週刊少年マガジン』まんがもニュースも、いっぱいあって大ひょうばん。

 
西方十車輪 さん
コメントありがとうございます。
 
小泉フサコ作品「レイ子ちゃんの絵日記」255頁に掲載されておりました。
No.3とあるので、新年号からの連載であったことがわかります。
 
下の画像は前年12月号で終了した小泉フサコ氏の「オポコちゃん」です。
 
 
 

 

このブログは日本の漫画文化の礎を築いた、主に昭和三十年代を舞台に活躍した漫画家とその作品が、時の経過に埋もれることなく今の時代に語られる事を願って、昭和三十年代の漫画雑誌と作品を紹介してます。ご意見、ご指摘がありましたら、メッセージまたはコメントをお寄せください。よろしくお願いします。

 

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