なかよ 1962年(昭和37年)お正月増刊号 読切作品12作掲載。この頃の増刊号には月例誌で人気作連載作発表中の漫画家による、作風を象徴するような作品の掲載が多く見られる。赤松セツ子は「しあわせの星」・竹原セツ子は「ちびっこ校長」連載中。男性漫画家による作品の多さがまだ色濃く残る一冊で、『なかよし』に「花の子マリ」を発表してデビューした古城武司(代表作に『少年キング』連載「おれとカネやん」がある)。また、青年誌の漫画作品や手塚プロ制作の「鉄腕アトム」に始まるアニメ作品などで幅広く活躍した村野守美の作品が掲載されている。

 

 

春の天使 赤松セツ子 16頁(4色8+8)

つめたい心のれい子も、やさしい少女になりました。それは・・・春の天使がほおえんだからです。

 

かのこちゃん 山根赤鬼 8頁(4色4+4)

ゆかいなかのこちゃん一家に、たのしいお正月がやってきました。さあ、どんなお正月がはじまるかしら?

 

 

 

マリちゃんとヤン坊 伊東章夫 8頁(4色4+4)

ちゃっかりしてて、おっちょこちょいで、とてもやんちゃなヤン坊です。ぼくのかつやくを見てちょうだい。

 

 

若さまと少女 中島利行 16頁

西の城へ、おうえんをたのみにいく若さまのまえに、たちふさがる野武士。若さまをたすける少女は・・・。

 

 

 

 

はりきれトンちゃん 前川かずお 8頁

ふしぎな少女があらわれて、トンちゃんにすてきなおうちをプレゼント!ほんとにふしぎなお話よ。すぐよんでね。

 

 

 白鳥のワルツ 古城武司 16頁

 

 きょうもたのしいバレーのレッスン。でも、どうしてママはわたしばっかりに・・・?

 

くるくるコマちゃん 林栄子 8頁

たいふうのように、すごごいいきおいでおうちの中をあらしていく、げんきなコマちゃん。まあこれを見てね。

 

 

ルリちゃんのお正月日記 古川マサトシ 7頁

お年玉をもらったルリちゃんは、なにをかったかしら?

 

ピィチクパァちゃん よこたとくお 8頁

さむうい日のこと・・・。ピイちゃんとチクちゃんが、パアちゃんのとこへあそびにいくともがもがっとあやしい音が

 

 

サンタさんのおくりもの 竹原セツ子 16頁

おもいがけないおくりものに、ミチコさんは目をパチクリ!さあ、どんなおはなしかしら?

 

おしゃまちゃん 江原伸 8頁

ドタドタ、バタバタ、キャーッ、キイーッ。これは、また、にぎやかなおしゃまちゃんのお正月。はじまり、はじまり。

 

 

 

ロジータン 村野守美 32頁

 

東西ドイツ分断の瞬間を乗り越える家族のきずなを描いた、少女漫画の域にとどまることのない作品である。漫画とアニメの世界にさまざまな功績を残した村野守美の原点を感じる佳作。

 

 

 

 

 

 

このブログは日本の漫画文化の礎を築いた、主に昭和三十年代を舞台に活躍した漫画家とその作品が、時の経過に埋もれることなく今の時代に語られる事を願って、昭和三十年代の漫画雑誌と作品を紹介してます。ご意見、ご指摘がありましたら、メッセージまたはコメントでお知らせください。よろしくお願いします。

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