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【富士宮市】ブランド価値を向上させ、日本の天然水を守る 世界をめざす日本の水ブランド “みずのみず”

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

蛇口をひねれば、安心して飲める『水』が手に入る日本。

日本人にとって、水道水が飲めないということはなかなか想像しにくいものですが、水道水をそのまま飲める国は、世界的に見ても限られており、日本を含む11カ国ほどしかないそうです。

毎日、私たちが体に取り込む『水』。

身体の約60%は水分でできているとも言われ、地球上で水が循環しているように、私たち人間の体内でも水が循環し、生命を維持しています。

そんな『水』にもっとこだわってみませんか?

私が訪れたのは、市内黒田にある『みずのみず株式会社』のウォーターライフラボ。

同社は、「毎日に寄り添う、水の価値の再定義」を提唱する、”みず“ のスタートアップ企業です。

「ここの水を飲んでいると、お酒が翌日に残らない」

「美味しいだけでなく、体調が良くなる」

愛飲者の方々がそう口をそろえて絶賛していたと言います。

もともと、「世界中の人にここの水を飲んでもらいたい」そう願っていた先代が突然の事故で亡くなり、後継者もいない中で、彼の意志は誰が引き継ぐのか…

そこで立ち上がったのが代表の小寺氏で、新卒から一筋で働いてきたIT業界から一転し、世界に誇れる日本の水ブランド”みずのみず”の起業を決意されたのだそうです。

敷地内には地下100メートルほどの深井戸があり、ここから汲み上げられる水は、数百年前の富士山の雪解け水や雨が、長い年月をかけ、ゆっくりと地層を流れ濾過された天然水です。

この天然水は、バナジウム含有量が国内トップクラスにも関わらず、硬度が低い奇跡の成分比率の高濃度バナジウム天然水。

実際に飲んでみると、味の違いは分かりませんでしたが、まろやかですっと体に染みわたるような感じでした。

“みずのみず”は、スポーツ・トレーニングなど体のリカバリーをサポートする水、食事の味を邪魔せずお酒とも楽しめる水、そしておやすみ前に体を休めるための水など、用途に合わせた3つの製品を展開しています。

その中でも主力となる2製品は、ここ富士宮市黒田で汲み上げられた天然水を使用。

製品名に刻まれた時間は、アクアソムリエの資格を持つ小寺代表が、推奨する飲用シーンに合わせてユーモアを交えて設定したものです。

06:01 for health & recovery

朝起きたとき、激しい運動などで疲れたとき、体力を回復したいとき、二日酔いの朝など、限界まで動き続けるアクティブな方を対象に、戦闘力の水としておすすめ。19:03 for wine & foodと同じ水源から採取した高濃度バナジウム超軟水をベースに、ウルトラファインバブル技術によって極小の高密度酸素を配合されているため、体の隅々に染み渡ります。

19:03 for wine & food

高濃度のバナジウム含有量は、国内トップクラスを誇ります。

ミネラル成分がたっぷり入っているにも関わらず、硬度が低く弱アルカリ性という、ミネラル豊富ながらも飲みやすい奇跡のバランスになっています。

ワインソムリエにも認められた天然水で、ワインだけでなくスコッチなどのお酒との相性も良く、次の日に酔いが残りにくいのも特長です。

上質な水でありながら、荒廃や買収の危機にある小規模の採水地の天然水を”みずのみず”というブランドのもとリブランディングしています。高級レストランやホテルリゾート、スパやサウナ、ジムなど、水のクオリティを重視し、ブランドの世界観を共有できるパートナーとともに、価値を創造し続けています。

しかし、”みずのみず”が届けるのは、単に水を提供するだけではありません。日本の天然水を守り、ブランド価値を向上させるだけでなく、水を得られない世界の人々に対し、売上の一部で援助や事業投資を通じて、水に恵まれる持続的社会を実現するべく活動されています。

「日本の天然水と言えば、”みずのみず”と言われるようにしたい!」

そう話してくれた小寺代表。

水は身近でありながら、未だ解明されていない様々な性質を持ち、どんなサプリメントよりも奥深く、可能性を秘めている存在です。

日本が世界に誇る貴重水源である『水』の価値を、共鳴する人々とともに世界へと届ける使命を胸に、グローバルな舞台で挑戦を続けています。

みずのみず株式会社

本社&ラボ  

住所:富士宮市黒田374-3 ウォーターライフラボ

東京オフィス 

住所:東京都渋谷区神宮前3-24-1 鈴木ビル3F

紅茶にはちょっとうるさい私。

自宅にある極上の紅茶を『19:03 for wine & food』で淹れてみました。

茶類の中では、一番水の影響を受けやすい紅茶。

水の硬度が低いと水色が明るくなり香り立ちが良くなる半面、渋味が強くコクが弱くなり、硬度が高いと水色が濃くなり、コクが強くなり渋みが抑えられますが香りが低くなります。

沸騰直後の『19:03 for wine & food』で、淹れた紅茶は水色がより一層豊かに、味わいや香りもワンランク上の仕上がりでした。

こだわりの紅茶を淹れたい方にもお勧めします。

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ありがとうございます。
地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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