トランプ米政権、地裁判事の解任要求 ベネズエラ人国外追放巡り
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[ワシントン 17日 ロイター] - 米首都ワシントンの連邦地裁は17日、トランプ政権が地裁の差し止め判断にもかかわらずベネズエラ人数百人を国外追放したことを巡り、18日までに詳細を説明するよう命じた。司法省は同地裁判事の解任を求めた。
トランプ政権は先週末、地裁の強制送還差し止め判断にもかかわらず、ベネズエラの犯罪組織の200人超をエルサルバドルの収容施設に送還した。 もっと見る
米国土安全保障省のロバート・セルナ氏は18日、ベネズエラの犯罪組織の200人超をエルサルバドルの収容施設に送還した措置について、擁護する姿勢を示した。写真は16日、米政府によりエルサルバドルの収容施設へ送還されたベネズエラのギャングと警察官ら。提供写真(2025年 ロイター)
地裁のジェームズ・ボアズバーグ判事は15日、トランプ大統領がベネズエラから不法に入国した犯罪組織メンバーの送還加速を目的に布告した「敵性外国人法」の活用に基づく強制送還を14日間差し止める仮処分を下していた。
同判事は17日の審理で、政府が地裁の命令に背いたかどうかについては言及しなかったが、ベネズエラ人をエルサルバドルに移送した航空機が地裁判断後に離陸したかどうかなどの詳細を説明するよう繰り返し求めた。また、政権がなぜ上訴して法廷で争う代わりに、強制送還を続行したのか説明を迫った。
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トランプ政権は17日の審理前に提出した文書で、移民を乗せた航空機に引き返すよう求めた判事の口頭での指示は書面命令ではないため「執行不可能」と主張。また、判事がその後に出した移民当局による移民の強制送還を禁じる書面命令について、命令が出された時点で航空機はすでに出発していたため違反には当たらないと述べていた。
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