駐米ウクライナ大使、米大統領補佐官と初会談 「徹底した議論」
2月6日、ウクライナのマルカロワ駐米大使(写真)は、トランプ米政権のウクライナ・ロシア担当特使、キース・ケロッグ氏と初めて公式に会談し、「徹底した議論」を行ったと明らかにした。写真は米ワシントンで2023年4月撮影(2025 ロイター/Amanda Andrade-Rhoades)
[6日 ロイター] - ウクライナのマルカロワ駐米大使は、トランプ米政権のウクライナ・ロシア担当特使、キース・ケロッグ氏と初めて公式に会談し、「徹底した議論」を行ったと明らかにした。
フェイスブックへの投稿で、今回の会談はケロッグ氏の特使就任以来初めてと説明。「われわれは特使とそのチーム、私の同僚と徹底的に議論した」と述べた。
トランプ氏はロシアとウクライナの戦争の早期終結を望むと発言しており、ウクライナは新政権との緊密な関係構築を模索している。
ウクライナのゼレンスキー大統領は今週、イェルマーク大統領府長官がウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障担当)と話し合ったほか、自身のチームがケロッグ氏と対話したと述べた。また、米代表団のウクライナ訪問に向けた作業日程が既に決まっていると明らかにしている。
ただトランプ氏は、ウクライナ戦争の解決にどのように取り組むかはほとんど語っていない。
ケロッグ氏は先週、停戦に合意できれば、米国はウクライナが年内にも選挙を実施するよう望んでいると述べた。
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