ときには周りに頼りながら。
次は頼られる存在を目指して
貪欲に吸収し続ける。

延次 辰乃輔2021年 新卒入社
産業ビジネス部門
アスファルト資材部 
西日本販売課
※取材当時

なぜこの仕事を
選んだのですか?

何かひとつ、
これを頑張ってきたという自負を求めて。これを頑張ってきたという自負を求めて。

昔から生物が好きで、大学では水圏生態学を専攻していました。生物の分野も好きでしたが心から働きたいと思える就職先には出会えず、学んだ分野以外の道を検討することに。就活の軸をもう一度考えてみたとき、専門的な分野を突き詰めることは同じでも、スケールの大きな仕事を通して「自分はこれをやってきたんだ」という自負を持ちたいと考えるようになりました。これから先の社会人生活、せっかく長く働くならば、これをやりきったと自信を持って話せるものが欲しいと。そこで注目したのが専門商社でした。専門商社ではたった一つの商材を突き詰めて扱う上、その商材の仕入れから輸出までに一気通貫して携わることができる。ただ作るだけ、売るだけでは終わらない、この仕事なら自負が持てると思ったんです。特にエネクスは、エネルギー商社として地球環境と密接に関わる商材を世界規模で扱っている。ずっと理系かつ環境分野に近い学問を学んできた自分にも、どこかで活躍するチャンスがあるのではと可能性を感じていました。

アスファルト資材部の
魅力とは?

なんといっても規模感だと思います。なんといっても規模感だと思います。

アスファルト資材部では、いつも皆さんが歩いている道路の材料などになるストレートアスファルトを専門として、輸入から貯蔵、販売までを一貫して行っています。ストレートアスファルト自体は黒いドロドロとした液体で、これに石や砂を混ぜた合材が道路の材料になっています。エネクスのアスファルト国内販売シェアは25%ほどもあり、それはつまり、5歩歩いたうちの1歩は自社の製品由来の道だということ。なんだか、ワクワクしませんか?こんなにも規模の大きな仕事ができるとは、学生時代は夢にも思いませんでした。そのなかでも、私の主な仕事は、エネクスの様々な商材を提案し、ストレートアスファルトの販売をしていくこと。またアスファルト工場の方々へヒアリングを行い、貯蔵タンクの容量も加味して次の月の販売量や船便での輸入見込みを立てていくこと。来月はどのくらいの規模の道路工事が入っていて、工場でどのくらいアスファルト合材を作る予定なのかが把握できていないと、会社全体でどれだけの量を輸入してよいのかが分からないですよね?エネクスが所有している貯蔵タンクの容量にも限りがあるので、各工場に状況をヒアリングすることで資材を無駄なく、安定的に供給できるよう調整をしています。私は四国エリアでの販売を担当しているので現地をよく訪れるのですが、地域の得意先から「今度この道の工事をやることになったよ」と教えていただくことが多いです。その道を車で実際に走ったときの達成感はひとしおです。道への愛着というんでしょうか。 自分の関わったものが形になって使われているのを目の当たりにすると、自然と頑張るエネルギーが湧いてきます。アスファルトの仕入れ段階から携わる分、販売はもちろん在庫管理や仕入れの計画など責任重大な仕事も多いです。それでも、ずっと持っていた「何かひとつの領域に一貫して関わりたい」という就活の軸は間違っていなかったな、と感じています。

この仕事が歩む未来は?

まずは途切れさせないこと。
そして、新たな価値を作っていく。そして、新たな価値を作っていく。

今後の日本社会のインフラを支えるにあたっては、扱っている商材がこれからも重要な役割を果たしていくことはまず間違いありません。アスファルトは道路や建築の資材として使われているので、産業の発展に寄与するだけでなく、災害大国でもある日本の復興支援にも必要不可欠な材料です。万が一災害が起こったときは何よりも早く立て直すことで、人や物の流れを支えるという使命があります。実際のところアスファルトには代替品がないので、そういった意味でも求められ続ける資材だと思います。しかしその一方で、私たちが販売するストレートアスファルトという商材は新規の取引があまり多くありません。なぜなら基本的には既存の得意先がメインのお客さまだから。新しいアスファルト工場が建ったりしない限りは販路を拡大しにくいという現状があります。今後そこを打開するために必要なのは、アスファルト工場で利用される産業用資材の切り替えや導入を提案すること。例えば、プラント内の重機で使用される燃料や電気、AdBlueなど、社内の別部門で扱っている商材をお客さまのニーズに合わせてご提案することで、顧客との新たなつながりを増やしていくことが求められます。そのために今、他の商材についての勉強を進めつつ、わからないところは同じフロアにいる別部隊に聞くなど、率先して情報をキャッチアップするよう心がけています。

レベルアップしたなと
思うところは?

頼れる味方に
自分から相談できるように。

実は僕、人を頼りにすることが苦手でして。この仕事をしていると、お客さまから技術的な質問をいただくのですが、その質問に対する答えをなかなか見つけられず自分ひとりで抱え込んでしまっていました。しかし扱う商材一つひとつに専門的な知識が必要なのは間違いない。自分ひとりでの解決に限界を感じていたときふと、いつも先輩や上司が口癖のように言ってくださっていた「いつでも報告、相談してね」という言葉を思い出し、周りの方々の力を借りることにしたんです。すると、皆さんとても親身に相談に乗ってくださった。知らないことは遠慮せず誰かに聞けばいいんだとわかってからは、どんどん人を頼れるようになっていきました。なかでも最近人を頼れたなと感じたのが、自分の力でアスファルト以外の商材を新しく提案できたとき。担当している得意先のプラントへ、アスファルトの付着を防止する製品を提案しようと考えたのですが、自分には専門的な知識がなく、技術的な提案を行うためにメーカーの営業に声をかけ一緒に同行してもらいました。実際にお客さまに話を聞くと、今使っている商材に不安を持っていたことがわかり、この営業がきっかけでエネクスの取り扱う商材へと切り替えてくださることになりました。得意先との信頼関係がある私が困りごとをヒアリングし、専門的で説明が難しい技術的な部分は、私より詳しい営業に頼る。そうして実際に納入が決まったときは本当に嬉しかったです。これからも成功体験を重ねつつ知見を増やし、今度は周りの人や後輩から頼られるようになっていきたいです。お客さまに「エネクスさんの人柄っていいよね」と言われた際、まず顔が浮かんでくる人になるのが目標です。

OFF SHOT

海に行くのがよいリフレッシュになってます。
生物のなかでも海の生き物が好きなので、ダイビングを始めたり船で釣りへ出たり…と、考えてみたらあまり陸にいませんね(笑)今は大阪に住んでいることもあり、和歌山などへ釣りに行きます。最近は鯛を釣りました!魚がかかったときのぐっと引く感触が最高です。

OTHER INFORMATION

その他の社員インタビューは、Instagramでもご覧いただけます。

Our website uses cookies for the purposes of improving our services and offering services that are better suited to you. Please read sand consent to Our Use of Cookies and Cookie Settings.