近況報告
明日から4月に入ります。 今回は、今ハーベスト・タイムが企画している重要なプロジェクトについてお分かちします。お祈りくだされば嬉しいです。
(1)昨年9月に急性心筋梗塞で入院し、カテーテル治療を受けました。その後体調は回復し、無理のない程度に仕事を継続することができるようになりました。今生かされているのは、まさに主の恵みです。体調不良の期間に、私に何ができるだろうかと考えました。私の願いは、一人でも多くの方にイエス・キリストを紹介することです。その目的を達成するために、伝道用小冊子(バイブルブックレット)を発行するというアイデアが思い浮かびました。「BEACON」という名も与えられました。デジタル時代に、あえてアナログ的ツールを活用しようという戦略です。
(2)「BEACON(ビーコン)」とは、「灯台」や「導きの光」を意味する英単語です。古来より、灯台は暗闇の中で迷う船を安全な港へ導く役割を果たしてきました。福音も同様に、罪と絶望の闇の中にいる人々を、神の救いへと導く光です。現代において、多くの人が人生の意味や真理を求めています。しかし、何が真理であり、どこへ向かえばよいのかわからないまま、迷いの中にいることが少なくありません。そのような人々にとっての「道しるべ」となることを願い、「BEACON」と命名しました。「BEACON」プロジェクトの目的は、迷える魂に福音の光を届け、救いの道を指し示すことにあります。と同時に、信仰を持って間のない霊的幼子を励ますことも視野に入れています。
(3)デボーションガイド「Clay」と「BEACON」には、親和性があります。「Clay」は、人が神の御手によって形作られる存在であることを示し、信仰の成長や成熟をテーマとしています(イザ64:8)。「BEACON」は、神の光によって導かれることを象徴し、福音の入り口に立つ人々を導くことを目的としています。この2つのシリーズを通して、信仰を持つ前の人から、霊的成長を目指す信徒まで、幅広い人々を導く働きがなされることを願っています。
(4)「BEACON」は、「トラクト」ではなく、「バイブルブックレット」と呼ぶことにしました。新鮮なイメージを醸成するためです。初心者にも理解しやすい構成、みことばを土台にした内容、目にした人が興味を持ちやすいデザイン、などを意識しながら企画を進めています。年内に5タイトル発行する予定です。来年以降のことは、反響を見てから判断したいと思っています。伝道に用いてくださる方には、何部でも無料で提供いたします。家族や友人知人に伝道するためのきっかけとして、「BEACON」を用いてくださるなら幸いです。詳細は、メールマガジンや7月号の月刊紙などで告知致します。「BEACON」のためにお祈りください。ご活用ください。
久しぶりの対面式集会となる「ハーベスト春期聖会」が近づいてきました。ぜひご参加ください。お目にかかるのを楽しみにしています。
大阪:4月12日(土)午前10:30~
東京:4月20日(日)午後2:30~、4月21日(月)午前10:30~
イスラエルのための祈り
(1)ガザ地区の住民たちのために
ガザ地区では、過激派テロ組織ハマスに対する抗議デモが発生しています。3月25日と26日、北部のガザ市とベイトラヒヤで、ガザの住民たちが「ハマスは出て行け」「平和に生きたい」と叫び、戦闘の継続に対する不満を表明しました。2023年10月にハマスの戦闘員たちがイスラエルにテロ攻撃を仕かけて以降、ガザでのハマスへの抗議としては最大規模のものとなっていると報じられています。ガザの一般市民たちは、ハマスの統治下における被害者です。その彼らが抗議の声を上げ始めたのは、ハマスの支配力が弱体化している証拠です。この抗議デモがハマス解体につながるかどうかは、まだ分かりません。ガザ地区に平和が訪れるように、またガザ地区が再建されるように、祈りましょう。
(2)人質の解放とその家族の慰めのために
現在もハマスによって拘束されているイスラエル人の人質たちが無事に解放されるように、またその家族が希望と慰めを保てるように、祈りましょう。イスラエル政府は人質の即時解放を求めており、これが和平交渉の鍵となっています。
(3)イスラエルの指導者たちに知恵と節度が与えられるように
戦闘の継続と停戦交渉の間で揺れる中、イスラエルの指導者たちが感情に流されず、長期的な平和と安全保障を見据えた判断を下せるように、祈りましょう。
では、祝された一週間をお過ごしください。
感謝。中川健一
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