国東市の3つの小学校が来年度統合されるのを前に交流会
児童数の減少にともない、来年度から国東市の3つの小学校が、統合されるのを前に児童どうしの仲を深めてもらおうと交流会が開かれました。
国東市では来年度、小原小学校と旭日小学校の2校が閉校し、国東小学校に統合されます。
これを前に3校の全校児童、あわせておよそ230人が参加して国東小学校で交流会が開かれました。
最初に各学校の児童の代表が、それぞれが取り組んできた学校行事などを紹介しました。
このあと、各学年に分かれて交流を深め、このうち、3年生の児童たちは、来年使う予定の教室などを国東小学校の児童が案内していました。
また、5年生の児童たちは、背中に貼られた国東市にゆかりのあるイラストをジェスチャーで教え合って、同じイラストが貼られた仲間を見つけるゲームを行うなどしていました。
小原小学校の5年生の児童は、「新しい友だちが出来て安心しました。来年は友だちと仲よく遊ぶことが楽しみです」と話していました。
国東市教育委員会の末平誠学校教育課長は、「たくさんの笑顔と大きな笑い声がたくさん聞けてよかった。なかには不安な子もいると思うので、回を重ねながら、全員が楽しみに4月を迎えられるようにしたい」と話していました。
国東市教育委員会は、統合までにこうした交流会を2回から3回ほど開くことにしています。