廃校小学校をペット関連施設に 南陽市が事業者と協定

南陽市は、今月末で廃校となる小学校をドッグランを中心としたペット関連施設として活用するため、事業者と協定を結びました。

南陽市の荻小学校は、児童数の減少に伴って、去年4月に休校、今月末で廃校になります。

市は、校舎と校庭を有効活用するため事業者を募集し、市内の建設会社によるペットのための施設を開設する提案を採択し、市役所で、24日、協定の締結式が開かれました。

式では、白岩孝夫市長と建設会社の加藤敦之社長が協定に調印し、白岩市長は「現代のニーズにマッチした将来性のある提案なので地域の活力増強につなげてほしい」とあいさつしました。

会社によりますと、今後、小学校の施設を買い取り、校庭と校舎の中に犬が遊び回ることができるドッグランを、校舎には、シェアオフィスや飲食店などを設け、来年春の開業を目指しています。

加藤社長は、「人口が減るのはやむを得ないが、ドッグランを通じて多くの人に訪れてもらい、地域の魅力を感じてほしい」と話していました。

山形のニュース