#12 心臓に「愛しかいらねぇ」ってタトゥー彫ろうかしらん
面談、緊張した。泣くだろうなぁと思ったけど案の定だった。でも途中から取り戻して思ったよりちゃんと話せた。がんばった。結論、休職はできないようだ。
「紙に書いて整理しようとしたり、こうなった原因を誰かに話そうとすると拒否反応が出てしまう。あと一か月通院しながら休みたい」と伝えたら「書いてるってそれはもう作家みたいな感じじゃん」「契約は更新せず、やるとすれば週2.3の業務委託で、あとはおめぐの物語を書き続けてもらって……」という反応が返ってきた。(おめぐの物語を~の部分がマジで嫌だった)恐らく向こうは、「弱った自分の現状に酔っちゃってるヤツ」として受け取っているのだろうなと推測。
作家とかそんないいもんではない。自分の状況に対して「なぜ?」をひたすら紙に殴り書きしてるだけである。まともな文章は一つも書いていない。
あの場でとっさに「違います」と言えなかったことが、うっすら引っ掛かり続けてるんだよな~~。
自分にとって、この場合の「書く」ことは生きのびるために必要なただの作業だ。小学生ぐらいまでは頭のなかで整理していたが、それ以降はしんどくなったらこの作業をしている。それすらも出来ない状態は初めてでなーんか異常っぽい。書いて整理できれば、自分の中で客観視して相当に腑に落ちているので、建設的に会社での今後を組み立てられる。自分で処理し切ろうとするんじゃなくて、病院にも行ってみる。なのであと一か月時間がほしい。
これが自分なりの誠実な向き合い方だったが、「そんな時間のかかることを……」てなってたな。ちょ、え、まて、そもそもこの絶賛不調状態になったのって私のせいなんだっけか?よし、めぐみ、書くことまで自分で否定するな。書いている行為自体の結果はいつ出るか分からない。途中経過で優劣を判断しても意味がない。ここは自分を信じるしかないよねー。
とりあえず、はしご外されちゃったっぽい!けどまぁ、安定して利益を生まないといけない会社にこういう人間はやっかいだな。普通に。そりゃリスク背負ってわざわざ雇用しないか。異議を申し立てたい部分も結構あるが、すればするほど引かれるのだろう。
これ以降、会社の話をしても涙は出なくなった。
昨日長野に戻ってきた。色々やることをやって、またすぐ関西に戻って友達が紹介してくれた病院で診察を受けてみる。
こんな感じやけど、声をかけてくれたり会ってくれる人がいて、読んでもらえて、自分の身近にこういう人たちがいる事実にすごく元気が出る。ありがとね~今度胴上げでもさせてね~