ヘスティアサイド
僕はね。楽な生活を望んでたよ?ベル君………君は何者なんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!? ダンジョンに潜り1階層 2階層ぐらいだと思った。な・の・に!
「神様ただいま戻りました!」
「おかえりベル君」
「ごめんなさい神様。今日はあまり行けなくて」
「最初は仕方ないよ」
「はい……」
落ち込んでるねベル君……。後で眺めるか
「15階層しか行けなかったです……」
僕は気絶した。何度もベル君の声がしたけど、起き上がることが出来なかった。何でレベル1で15階層に行くんだよぉぉぉぉぉぉ!!おかしいだろう!?明日ヘファイストスに相談しないと!
次の日になって、僕はヘファイストスに会った
「どうしたのよヘスティア…」
「聞いてくれよヘファイストス!僕のベル君が!!」
「ベル君?ああ眷属作ったのね、その子がどうしたの?」
「レベル1で15階層に突入したんだ!!」
あれヘファイストスが固まってる?おーいヘファイストス、返事ぐらいしてよ!違う立ったまま気絶してる!?僕はヘファイストスを運び。ベットに寝かせた。1時間後にヘファイストスが起きてくれた。
「ねぇ、ヘスティア……。マジなの?レベル1で15階層に突入したの?」
「本当だよ、ベル君には嘘を言ってないからね」
「まぁ、あんたから嘘を言ってないのは分かるわ」
「はぁ~、こんなことゼウスが知ったら、大変なことになるよ」
「そうよね。ゼウスなら絶対に何かやるわ」
あの子は色々とやりたい放題してた。天界でも覗きしてたし、この下界でもナンパしてた聞くし。姉である僕がしっかりしてないと!なんだよヘファイストス、その目!僕だってしっかりしてるからね!
「あんた天界のときは神殿に引きこもってたじゃない」
「確かにそうだけど!下界に降りてから働いてるよ」
「ハイハイ分かってるわよ」
なんやかんや言いながら、ヘファイストスはヘスティアのことを心配はしてた。ヘスティアがジャが丸くん店で働いてるのは知ってるのだから。するとヘスティアはヘファイストスに頭を下げる。
「どうしたのよヘスティア!」
「頼むヘファイストス!ベル君に武器を作ってほしい!!」
「そう言われてもね。」
「あの子は多分。これから成長する、でも僕はあの子に何も出来ないのは嫌なんだよ。」
「頼むよヘファイストス!僕に何を言われてもいい、だからベル君の武器を作ってほしいんだ!」
負けたわヘスティア。その子ために頭を下げるなんて、わかったわ武器を作るわ。
「ありがとうヘファイストス!」
「私が武器を作るわ」
「ヘファイストス作ってるのかい!?」
「当たり前でしょう?これは私とあんたの問題なんだから」
「ありがとうヘファイストス!君が武器を作ってくるのはとても嬉しいよ!」
何だか嬉しい事を言うわね……。でも一体どんな武器を作るべきか。強すぎるも良くないし、弱すぎるのも良くない。迷うわね、頑張りますか
ベルサイド
今日もダンジョンに潜り、モンスターを倒した。お金は沢山貯まった!今日はここまでにしよう。帰りにあそこに行こう。地上に戻り、ギルドで換金しようと向かう。その時だった、男の人が僕の財布を盗った。僕は追いかけ、男の人を確保した。
「くそっ!」
「財布を返してください。」
「あら?」
「もう捕まったのですか」
赤髪長髪女性と金髪長髪エルフの女性がこちらにやってきた。この男の人を捕まえようとしたが、逃亡したようだ。二人はベルに感謝を言った。
「いいえ僕は財布を取り返しただけです」
「貴方の名前は?」
「ベル・クラネルです。よろしくお願いします」
ベルは金髪長髪のエルフに握手した。赤髪長髪女性はやばいと思った。彼女の手を握れる人達は少ない。その中で男性に触ると投げ飛ばすことがある。ベルを助けようとしたが、いつもの光景がないことに驚く。
「ええよろしくお願いしますクラネルさん」
「ねぇ、リオン」
「はい?」
「その子に触れても大丈夫なの?」
「?大丈夫ですが?」
「リオンに春が訪れたぁぁぁぁぁぁぁ!」
「/////何を言ってるのですか!?アリーゼ!!」
ベルは?になってる。二人は何の話をしているのだろうと思っている。犯人は『俺を放置すんな!』と言っている。アリーゼ達は犯人を何処かに連れて行く。ベルは急いでギルドに向かうのだった。ギルドに到着したベルは自分を担当してくれるギルド職員に報告する。
「ただいま戻りましたエイナさん!」
「おかえりベル君」
彼女はエイナ・チュール。ベルの担当職員であり、ギルド長でもある。聞いた話では前のギルド長は15年前、問題発言したことで辞めさせられた。
「また、15階層に行ったでしょうベル君!」
「すみません」
「でも生きて戻ってきたのは嬉しいわ」
「エイナさん」
「おっと魔石の換金だね。ちょっと待ってね」
エイナはベルが取ってきた魔石を換金した。何分後、エイナはベルにヴァリスを渡した。
「ありがとうございますエイナさん!」
「うん!ベル君、無茶は駄目だよ?」
「分かってますよ。それでは」
ベル君、多分ホー厶に戻ったね。色々と言いたいけど、本当に心配だよ……。最初15階層潜った時は固まってたよ。あの時はベル君にお説教したけど。あんな無茶しなければいいけど、やっぱりベル君に仲間が居てくれたら、助かるよね。するとローズ先輩とソフィがやってきた
「ねぇ、最初に言ってた賭けなんだけど」
「その話はやめてください!私はそういうのは不愉快です!」
「ですから…」
「この話は終わりです!仕事に戻る!!」
「「はぃぃぃぃ!」」
ふたりだけじゃない。ベル君は冒険者として続かない賭けをやっていた。私はやめてくださいと言ったけど、ローズ先輩達は言うことを聞かなかった。私がベル君の担当冒険者になったのはあの子に戻ってきてほしいと思い、担当になった。まぁ、ベル君が15階層に潜ったのをローズ先輩達が知った時は真っ青だった。
その頃ベルは別のお店に行き、何かを買ってホー厶に戻るところだった。ルンルンと帰る時だった。紫髪の長髪エルフの女性とぶつかった。
「すみません!」
「!?大丈夫です」
「あのお怪我は?」
「大丈夫です。貴方も怪我は?」
「僕は大丈夫です。あの何か謝罪を」
「いいえ大丈夫です。それでは」
その女性は何処か行った。黒い服だった、何かアルファ達に似ってたよな?気の所為かな?おっと早く帰らないと神様が拗ねちゃう。僕が帰ると神様は倒れていた。急いで駆け寄る。
「神様大丈夫ですか!?」
「大丈夫…だよ…ベル君…」
「全然大丈夫ではないですよ!」
「君にプレゼントがあるんだ」
「僕に?」
神様が渡してくれたのは黒いナイフだった。鞘を見るとヘファイストス・ファミリアのサインだった。そんな大丈夫なんですか!?お金も高かったのでは!
「それは大丈夫だよ。ちゃんと返すから」
「神様ありがとうございます!」
「お礼はいいよ」
「あの神様これを!」
「なんだいこれ…って!?新しい髪飾り!」
神様はこの髪飾りを見てたから、僕は頑張って魔石を手に入れた。神様は僕に抱きついた。神様!?僕をスリスリしてる!?だめですよ、神様!あの後、神様とご飯を食べ終えた。僕は先に寝ることにした。おやすみなさい神様
「本当にありがとうベル君。君に惚れたよ」
オマケ
あの日、私はあの人に出会った。まだ7歳の頃だった、小さな村で私は聖女と呼ばれた。人々を導くのが私の役目。これからもずっとそう思っていた。そんなある日、モンスターの大群に村の人々は食べられた。
私は怖くて逃げ出した。モンスター達は私を追いかけてきた。誰か助けてほしいと願ったそんな時だった。あの人が私を助けてくれたのは……
「だいじょうぶ?」
「はい、だいじょうぶです」
「よかった。足怪我してるね」
「ええ?だいじょうぶ……です」
「だいじょうぶじゃない、ぼくがはこぶよ」
彼は私をお姫様抱っこして、森を出た。あの人の村で治療された、私はアルファ様達を出会った。そしてあの人…ベル・クラネル様の事を知った、私はあの人の力になりたいと思い、オラリオに来た。沢山辛いこともあった、でも私は強くなった。そしてついにあの方が来てくれた
「ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様ベル様」
彼女名はウィクトーリア レベル6冒険者
キャラ紹介
ヘスティア
ベルの主神であり、彼にラブだ。
エイナ・チュール
ベルの担当職員でもあり、ギルド長である。冒険者達に色んな事を教えてる。ベルが15階層に潜ったと知った時は、お説教をした。そしていずれ……
ウィクトーリア 14歳 種族エルフ
ヘラファミリアの幹部。7年前小さな村の聖女だった。モンスター大群のせいで、全てを失った。モンスターに襲われたところ、修業していたベルに助けられた。ベルに好意抱き、それと同時にベルを心酔している。また彼女の部屋にはベルの事でいっぱいある。ベル人形抱いて寝ている