八潮道路陥没 50億円補正予算案追加提出へ
八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故で、大野知事は下水道管内に取り残されている運転席の引き上げにかかる費用などを盛り込んだ50億円の補正予算案を、現在開会中の2月定例県議会に追加提出します。
議会運営委員会で示された50億円の補正予算案には、政府が18日閣議決定した国からの建設補助金45億円と、企業債の5億円を充てます。
すでに40億円を盛り込んだ補正予算案が県議会で成立していて、陥没事故関連の予算総額はあわせて90億円となります。
補正予算案は、3月21日に開かれる2月定例県議会の本会議で追加提出され、閉会日の27日に採決が行われます。
大野知事は2月、石破総理大臣と会談し、国への財政支援を求めていました。
政府の閣議決定を受け大野知事は「補正予算という形で早急に対応してもらったことに対し、感謝を申し上げたい。早急に予算措置をしてもらったことは、われわれが今、目指している工事を可能な限り早期に完成させることが求められている。その責任を果たしていきたい」と述べました。