「クルド人は国に帰れ! あ、でもごめん国ないか」
「X(旧ツイッター)で流れるクルド人のデマ情報を鵜呑みにした子が、バカにしてきたりする。俺はビザがないから病院に行くときは全額(治療費を)払ってるのに、クラスメイトに『クルド人は国に帰れ、税金ドロボー!』と言われた。
それに、この前も通りすがりの自転車に乗ったじいさんに『クルド人はさっさと国に帰れ!』と叫ばれた。そういう時も、もしトラブルになって手を出したら、全部こっちが悪いことになる」
中学2年生のクルド人少年も、ファミレスの店内を見渡しながら「今だって、誰かに勝手に盗撮されて『クルド人が大声で騒いでる』とかSNSに載せられるかもしれない」と不安を口にする。
「以前、クルド人の友達が盗撮された画像がXに載せられたりしてたから、ふつうに生活してても『クルド人ってだけで勝手に撮られるんじゃないか?』と思って不安になる。それに、学校でいきなり知らない子に『クルド人は国に帰れ! あ、でもごめん国ないか』と言われたこともあるし、外だと色々と心配してしまう」
また、彼らは学校の先生のみならず、警察すらも信用していないようだった。
FCクルドのメンバーたちは、「クルド人というだけで毛嫌いする先生がいる」「学校で日本人の子と喧嘩になったら、先生に全部こっちのせいにされる」「日本人なら何も言われないのに、僕たちが公園でサッカーしてたらすぐに通報されて、警察に追い出される」「僕たちにだけやたらと職質してくる」などと、次々と愚痴をこぼす。