CoC「ネームレスカルト」 感想
・注意事項
本記事にはこり☆かん様作のCoCシナリオ「ネームレス・カルト」のネタバレが含まれています。楽しいシナリオなのでぜひプレイ、もしくはこり☆かん様のリプレイ動画をご覧になってから読むことを強く推奨します。
・探索者紹介
アイコンはPicrewのはみこ様作「お嬢様メーカー」を使用しました。非常にかわいいイラストをありがとうございます!https://picrew.me/image_maker/41305
キャラシはこちら
華宮蓮さん、オカルト部所属の高校1年生。1代で急成長した「肉の花宮」という精肉店の社長令嬢。1代で急成長したこともあってか、お嬢様言葉では話すものの庶民派の感覚で生活している。護身術を嗜んでいたりする。
「大丈夫、お化けなんて怖くありませんわ!棒で叩けば消えますもの!消えなかったら消えなかったでこちらに干渉できないのでOKですわ!」
つまるところ脳筋。メンチカツを常に持ち歩いていて友人に配布している。(本人曰く、家に無限にあるから大丈夫とのこと)
アラインメント的には典型的な「秩序・善」タイプ。自分が正しいと思ったことは押し通す。POWが高い、そんな感じのキャラクター。
・セッション雑感
魅力的なNPCに難解な謎、ドキドキの戦闘盛りだくさんの長編シナリオでしたね!こり☆かん様のシナリオ「自己物件」「コード・メイカー」にPL内で唯一生還したこともあり周囲の「おい、お前が全部解けよ」みたいな圧を感じた。
「希望を紡ぐもの」であるナコを担当したこともありなかなかに緊張してセッションを進めていたが、それでもNPCとの絡みは非常に楽しかった、魅力的なRPをしてくれたKP, SKPには圧倒的感謝。けど戦闘のダイス目で覚醒するのはやめてね…
あと同じオカルト部だったぼい茶さんが華宮さんのライバルキャラを作ってきてくれたおかげでロールがやりやすかった、これも感謝。(オカルト部のロールが楽しすぎて新聞部と絡む機会が減ったのは個人的な反省点…)
KPが相当準備をして行ったセッションであることもあり、BGMやシナリオ誘導などが相当洗練されていて、「お前のせいでTRPGのハードルがあがるんじゃ!」と思った記憶があります。
前書きはこんなものにして、前半/後半セッションの詳細な感想をつらつらと書いていきます。以降はネタバレに気を使わないのでご注意を…
・セッション感想(前編)
華宮さんの担当はナコでした。ツンデレかわいいなあ、なお戦闘力は皆無な模様。
「もう、ナコさんがいるだけで私楽しいんですから、全然大丈夫ですのよ!」って言いながら、力が欲しい…ってPLは言ってました。(この動作すべてがKPに予想されてたのがほんとに草案件でした)
僕がNPC大好きなのもあってオカルト部、魔女双方とはかなり良好な関係を築けていたような気がする。おバカロール楽しい。前半は特に大きなトラブルもなく進行できたので実は書くことがあまりなかったり…
印象的なシーンはやはり前半シナリオの最終戦闘でしょうか、あれだけ溜めて呼んだヒーローが数ダメージしか与えずにしょんぼりするセラ、それを無言で撫でる榎木津、発狂を戻すためのこぶしでえぐいダメージを喰らってしまうイブ、55%の棒術をひたすら当ててダメージを稼ぎ続ける華宮さん、最後に九頭竜閃レベルの包丁捌きで星の精を微塵切りにする一ノ瀬さん。もうどうしたらいいのってレベルのカオス度合いですね。
他にも、「ここは悪魔の掌だ」の情報の詳細を色瀬に聞きに行く新聞部に「メモで渡したってことはあまりしゃべらないでほしいんだよおお」と身もだえるオカルト部などはめちゃくちゃ印象的でした。オカルト部はゲーム部みたいなところあります(堅実)
もう一つ、シーンではないけれど、篠崎さんが亡くなった時、他の人と比べてめちゃくちゃ悲しんでたのは自分のプレイスタイルを象徴するようで面白かったですね。実際あと1手番あれば救えたかもしれないから悔しいな、という感情はあるものの、数日引きずるレベルで悔いていたのはなかなか珍しいのかなと思いました。
前半セッション終了後、日程調整を行い1週間後に後半を行うことになった。1週間後と決まった直後は待ち遠しすぎて死にそうになってました。
・空白の1週間(考察編)
問題の期間である。
後編が待ち遠しかったこと+これだけ楽しいシナリオを回してくれたKP陣に感謝を込めてシナリオの考察をひたすらメモ帳に書いてKP陣に投げてました。問題はその考察の中身でして…かなりの分量的外れなことを書いてたんですよね。以下、メインの考察を複数出してチェックしていきます。
・ネームレスカルトというゲームを流行らせてまで迂遠な魔力収集を行う理由は?
・一応、神秘の秘匿というか、誰にもバレずに多くの魔力を収集する方法として適切ではある。ただし、これだけのものを作れるなら直接魔力奪うほうが早くない?
・我々の魔女と構造が同じだと仮定すると、魔力収集+術式構築を行う簡易魔導書プログラム
・何のために魔力収集を行っているのか?
ネームレス・カルトの正体周りの考察、魔女という存在が簡易魔導書プログラムであることには気が付けてました。しかし、ネームレスカルトの立場の考察に関して大幅に外していて、探索者に敵対する存在だと読んでいました。しかし、魔力供給を行うことで呪文を発動、効果を及ぼすことはわかっていたので予想の中では当たっていたほうなのかな、という印象です。
・一般の魔力収集に対する4人のアバターの立ち位置
ネームレスカルトという魔力収集システム(各ユーザーから魔力を回収する機構、魂食いかな?)をハッキングして自分用の力を行使可能なように調整したもの?これがゲームシステム的に異端であることを隠さなければならないという記述が「異教徒は殺される」(垢BANかな?)
・他の3人とアルの立ち位置、とりあえずアルの創造主だけがわかっている状態
創造主が違う→立場が違う、つまりアルはネームレスカルト側の可能性がある。ただイブングハジの粉とかを作るのはなんのため?
魔女の正体に関しての考察。そもそも魔女とネームレスカルトが対立陣営って考えている時点でだいぶ外しまくってます。けどここは前半部分での導線薄いポイントだったから仕方ないのかなあとも思ってます。
・シリアルコードの謎、これで謎クラを見抜くための仕掛けなら悲しみの末に息絶える。もう少し決定的な情報が出ないとわからんね
問題の部分、いやあんなに年月日示しそうなシリアルコードおかしくないですか?どうすんだよ4月24日誕生日の長門さんがうっかりシリアルコード入力しちゃったら…もう1桁多い/少ない、もう1文字アルファベットがあるとかなら確実に引っかからなかっただけにぐぬぬしてしまわざるを得ません。これのおかげで私は2卓目の観戦中すらいじられる羽目になりました。(ちなみにKP陣は僕がこれに目をつけるのも予想してたらしいです、エスパーかなにかでしょうか?)
他にもそれぞれの魔女に対応する魔導書等は看破出来ていました。それにしても書いたことの8割が無意味でしたね…ただ考察を投げている時間はとても楽しかったので結果的にはこの外しまくりの考察も思い出の1つになっています。そんなこんなであっという間に1週間が経過、後編のシナリオへと移っていきます。
・セッション感想(後編)
待ちに待ったセッション後編。GMからこんな一言がありました
「みなさん、ハッピーエンドが好きですよね?なら、頑張ってください」
よくわからんけど頑張るぞ!と意気込んだところで明かされる衝撃の真実、いやネムカ側味方かーい、考察が半壊しました。後半シナリオということで即死択が露骨に増えているのを演出で感じました。特にミ=ゴに襲われて死にかけたときは本当に心も死にかけてロールできませんでした。あまりの余裕のなさにKPの裁定にチャレンジするという暴挙、本当にすみませんでした。そこまでゴネなかったから許してほしいです…
そして地下室に突入、安納先輩の日記を見て気が付きます。あ、シリアルコード関係ないな…
それにしても色瀬さんがイス人だと検討つけられなかったのはだいぶ反省案件だな、と思ってました。クトゥルフ知識が少ないため頭の中からふっとんでました、これはぼい茶さんに感謝。色瀬に通信するくだりで使った「めちゃくちゃ遠くと通信できるのに学校の中の色瀬さんと通信ってなんか損な気分ですわね」ってロールは自分の中でもめちゃくちゃ気に入ってるロールの1つです、緊張感を持て。
そして色瀬と接触し、場面は防衛戦へ…
Q.ついにナコの希望を紡ぐ者としての役割を果たす時が来ました!さあ、私は何をすればよろしいの?
A.色瀬を操作してください。
念願の力を得ました。電気銃を乱射(全弾命中)し、ミ=ゴと星の精を消し炭にし復讐。こういう大事な戦闘の時は割とマジでダイス運が味方してくれます。こんなに大暴れしたのにギリギリの勝利だったのはひとえにキャサリンにダメボが乗っていたせいだと思います。ぜひダメボの乗らないお淑やかな女性になって伴侶を見つけてください。
そして防衛に成功し過去へと戻っていく探索者。このシーンの色瀬カッコよすぎませんかね、大好きです。厳しそうにみえて、友人のために命を捨てられる男の中の男。少なくとも並行世界では、有栖と幸せに過ごしていることを祈っています。このシーンでnamisu氏が「結婚したい…」って言ったのに対して他3人が「いやそれは解釈違い」って突っ込んでたのほんと面白かったです。オタク君さあ…
そして、過去シーンでの決断。ここはamane氏に本当に助けられました。共存と決別、その究極の2択の中で僕だけが強く共存の立場を推していました。決別の方が我々が無事で済む確率が高いであろうことはわかる、けど色瀬に”みんなで過ごせる未来にする”と約束をして命まで捨ててたどり着いた過去で、そのような選択は絶対にしたくないというのが僕と華宮さんの意思でした(ここは僕のNPC大好きな部分が強く出ていると思います)
amane氏の提案が最初になされた時は、良いとこ取りの選択肢があるかなぁ、と否定する物言いをしてしまった記憶があります、僕が浅かったです。
その後も議論は続き、意見が割れたままではどうしようもなかったので諦めようとしたところで、KPからの念押しがありました。そのKPの念押しでKPの最初の発言を思い出しました。あれ、これってごり押しが正解じゃない?
という流れでamane氏の案を提案してみる?という流れになり無事に生還を果たすことが出来ました。これはamane氏だけではなく、しっかりと譲歩せずに議論した全員が素晴らしい働きをしたと思ってます。KPの絶妙なアドバイスも流石の一言でした。
という感じで、本当に楽しく思い出に残るセッションだったなと書いていて改めて思いました。
・NPCに関して
せっかくなので、自分が大好きだったネームレス・カルトのNPCについてもそれぞれ軽く触れていきたいなって思ったので延長して書いてます。
・新堂鮮花
全ての黒幕。前半時点では疑おうともせず、後半でもギリギリのタイミングまで信じようとしてました。アルと似てるのが大体の原因、泣き黒子まで一致してたら気にしちゃいますよそれは…
印象的なのは過去に戻った際のおちゃめな姿、きっと目覚めた彼女にとってこの世界はひどくつまらないものに見えていたのでしょう。安納君と仲良く過ごしてほしいです。
・竹取輝夜
SKPが演じてたんですがめっちゃ好きでした。あほあほなお嬢様とギャルの組み合わせがロールもしやすくてGoodでした。そんなこと言ってたら殺されかけました、次の世界線でも仲良くしましょうね…
・篠崎澪(遠山有栖)
救えなかった…実際あと1手番で篠崎先輩を呼び出してお話する予定だったので少なくともあの場では助けられたのかもしれないな、という後悔がありました。新堂鮮花と同じように、感情の波を感じなかった彼女、きっと使命感で他のことを考えている余裕がなかったんでしょうね…
きっと探索者たちがたどり着いた世界では、色瀬の隣でやかましくしていることでしょう。けどナコは私のですわ!
・月羽雨
彼女に関しては、本シナリオで言うべきことはほぼありません、顔が好み。
彼女は「エルズ・コール」のシナリオにて活躍します。その感想の際にいっぱい書くので我慢してくださいね副部長!
・キャサリン
早く伴侶見つけてください。
・色瀬修
イケメンすぎる。人間に興味を持たないはずの彼が、ゲーム部やオカルト部のメンバーと出会い、絆されてしまった。あまりに長い時を生きるイス人である彼が、仲間と過ごした1年ちょっとの時間のために命を捨てるんですよ…無理…
少なくとも新しい世界では、彼に静かな時間は当分訪れないでしょう。鬱陶しそうな顔をしながらも幸せな気分で一生を過ごしてください。
安納君と色瀬さん、それぞれ別々の方向性で科学と魔術を融合して、その2人の力が合わさって奇跡がなされたの本当に完璧な脚本だと思います。
・魔女たち
全員かわいい。最初の方は敵か味方かわからずに不安だったけど、後半は信頼できる仲間になってましたね。エンディング中に一番気になっていたのは彼女達とまだ一緒にいられるかどうかでした。特にセラ、ナコは個人的に一押しでした。セラはSKPが天才でしたね…幼女が上手。ナコはもうツンデレ大好きな自分にとってはドストレートでした。しかも自分に力がないことを気にするけどそれを素直にはあんまり謝れなくて…天才過ぎる、神の所業。
モデルとなったのは遠山有栖だけどナコという存在は確かにあって、僕というプレイヤーに深く刺さりました。華宮さんと仲良く旅をして、すっとぼけた華宮さんに突っ込みをいれてくれていたらいいなって思います。
・終わりに
随分と長い感想になりました…それだけ楽しいシナリオだったということですかね!本当に、KP陣や一緒に遊んでくれたPL達には頭が上がりません。ここまで読んでいただいてありがとうございました!そして、
うちの子(ナコ)が一番カワイイ!!!!!


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