【名刺入れの上に名刺を載せるな!】
名刺交換した際に、名刺入れの上に名刺を載せる光景をよく見かけます。台座の上に頂いた名刺を恭しく頂く感じがいい印象なのかもしれません。
が、しかし、小笠原流礼法の方に話を伺ったところ、これは完全に間違えた作法だそうです。なぜならば、名刺入れは頂いた大事な名刺を汚さない、折れないようにする為の袋なので、その袋の表面は(汚れから守るために)汚れているので、その上に名刺を置くのは失礼な行為に属するそうです。
では、どうするのが正しい作法なのか?
頂いた名刺が1、2枚の場合は、その場で相手の名前を覚えて名刺入れに大事にしまって会話をするのが正しい作法だそうです。枚数が多く、とても覚え切れない状況の場合は、名刺入れではなく、机の上に置くのか正解だそうです。
例えば、頂いたお金を財布の上に置いて恭しく会話する人はおらず、財布に大切にしまいますよね。それと同じと解釈すれば良いのかなと思いました。
私はこの話はかなり昔に聞いたので、それ以来、名刺入れの上に名刺は置いてません!なるべくお名前を覚えて名刺入れにしまうようにしているので、脳にも良い気がしています
置いてはならない理由に納得がいったら、ぜひ実践してみてくたさいね〜
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マナーとは、相手に不快感を与えないための心遣いを表す言動や行動ですが、社会通念上XXX流のマナーが正解というものはありません。
厚生省労働局が発行しているビジネスマナー読本では、名刺入れの上に名刺を乗せ、テーブルの上におき、相手側が複数の時は、座っている順番に名刺を並べることを推奨マナーとして例示しています。
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