ゴタゴタ続きのご当地映画「名もなき池」 見た感想は?関市の“公認”マーク消え…淡路島で公開 出演料未払いや補助金トラブルも
ごたごた続きのご当地映画『名もなき池』。見た人たちからは厳しい感想が目立ちました。 ■なぜ淡路島で上映?記者に聞く 映画を実際に見た感想は? (若狭敬一キャスター) 「なぜ今回、岐阜県で上映されなかった?」 (吉田翔記者) 「映画の公式Xの投稿を見ると、岐阜県の映画館からは上映を断られたそうです。また関市も、ご当地映画として認められないとしているため、特に映画館に公開を働きかけることはしていないそうです。そのため初公開が岐阜ではなく、支配人が監督と知人だったこの淡路島の映画館になったそうです」 (若狭キャスター) 「お客さんの入り状況は?」 (吉田記者) 「全部で100席ありますが、10人ほどの一般のお客さんがいました。関市の関係者や出演者の姿はありませんでした」 (若狭キャスター) 「吉田記者が実際に見た感想は?」 (吉田記者) 「刀鍛冶の父親と娘の話で、いろいろな困難を乗り越えて親子の絆が深まるというハートフルな内容でした。しかし所々で出演者の口の動きと声の音が合っておらず、周りのノイズでセリフが聞こえづらいなど、決してクオリティが高いとは言えないものでした」 (若狭キャスター) 「出演した男性によると、セリフはChatGPTによるものとあったが…」 (吉田記者) 「セリフややりとり自体に大きな違和感は感じませんでした。主演の伊達さんが脚本を自ら修正したと言っていたので改善されたかもしれません。ポスターにも関市公認のマークが外され、映画の中でも関市のご当地映画との説明はありませんでした。今後、映画を企画した会社が、関市からの2000万円の支払いに応じるのか行く末が注目されます」
CBCテレビ