神戸新聞NEXT
勤務実態のない看護師を配置したように見せかけて介護報酬を不正に受給したとして、明石市は、同市西明石北町1の介護事業所「アルクゼデイサービスセンター西明石」を運営する「一歩会」(西宮市、兒玉晃典代表理事)について、27日付で介護保険サービス事業者の指定を取り消すと発表した。不正受給した介護報酬の返還も求める。
市によると、同事業所は2024年4月に開所。新規事業所として市が指定する際の提出書類に、実際は勤務しない職員の名前を記載し、同月から11月までの間、看護師が不足した状態で介護報酬を請求していた。市の監査時にも虚偽の書類を提出するなどしていたという。
市は指定時にさかのぼって指定を取り消すことにしており、4月~今年1月に給付した計約1130万円と、給付を予定していた2月以降の介護報酬に加算金を加え、返還を求める。
同事業所の登録者約50人は別の事業所へサービスの利用を引き継ぐという。(谷川直生)