Taj 多事

2008

 
 

5時半起床。3週間目に入って、やっとアジャストしてきたようだ。ストレッチなど体を動かして、シャワーを浴び、洗濯。


9時に家を出て、露店街経由でIHCへ。水を持って行こうと買っておいたのだが、忘れたので途中で1Lのボトルを買い求める(12Rs)。最近やっとコインを使うようになってきた。2Rsはコインで払う。30分で到着。


メールをチェックしていると、背後から呼びかけられる。東洋系の背の高い、小生よりは年上に見える女性が立っている。いきなり、名前を名乗ると、どこの国から来たのか、どこの大学か、何が専門だと質問攻めにあう。どこから来たのかと聞き返すと、中国から来ているのだそうで、CDMの研究をしているという。どのくらいTERIにいるのかと聞くので、最低1年は滞在すると答えると、かなり一方的に、きっと一緒にやれることがあるから、今度時間を作ってくれ、2Fにいる、また来る、と言い残して、行ってしまった。また来ると言われても、この席には絶対にいないぞ。なんてった放浪の身なのだから。あまり、相手のペースに乗ると、こちらのやりたいことができなくなってしまうので気をつけないといけない。一度話して、本当にやれそうなことがあったら、こちらのプロジェクトに参加してもらう形でやるのがよさそうだ。だけど、なんで小生のところに来たのだろう?さては中国人と間違えたか。


エネルギーとマテリアルのバランスを推定するための、ワークシートはほぼできあがったので、解説とスライドの作成を開始する。


1時をだいぶまわったので、昼食にする。今日は、IHCの裏口を出て3分くらいのところにある庶民の食堂に行く。庶民といっても、ここに来るお客は、身なりもきちんとした人たちで、露店の屋台とは客層がちがう。ここは、 南インドのベジタリアン料理を食べさせる店だ。けっこう混んでいて、四人がけのテーブルに青年と相席させてもらった。そこへ三人のおじさんたちがやってきて、青年に席を代わってもらい、四人でぎっしりと座ることになってしまった。Thaliに3種類あったが、スタンダードなものを注文した(60Rs)。ダールとパニールのカレーにダヒー(ヨーグルト)とロティ(チャパティに見えるけどロティと書いてある)2枚とライス、それにタマネギとキュウリのスライスがついた定食だ。EatopiaのThaliより断然美味い。しかも安すい。レジでサービス料10Rsといわれたので、70Rsを支払う。


6時まで仕事をして、露店経由で帰る。踏切前の露店あたりが、今日は妙に臭い。この店の人たちは、朝からここにいるわけで(もしかしたら、店が塒なのかもしれない)、糞尿もこの辺りですましてしまうにちがいない。必ずしも人間のものばかりとは限らないが。


6時半過ぎには家について、着替えをし、論文を読んでいると、いきなりブチッと電気が切れた。Blackout(停電)だ。時計を見ると7時10分。こんなこともあろうと、登山用のヘッドライトを手の届くところに置いてあったのが功を奏した。この建物の向かいが工事中で、明かりを失った職人さんたちが、墜落しないかと大騒ぎをしいる。10分くらいで終わるだろうと高を括っていたのだが、なかなか電気が灯らない。このまま明日になってしまうのではないかと恐れたが、ほぼ8時丁度に点灯。この50分は、永かった...

 

Blackout

08/10/10

50分間の停電

よくあることなのだろうか...