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ルビオ米国務長官、少なくとも300人のビザ剥奪-国外追放措置を擁護

ルビオ米国務長官は、反イスラエルの抗議活動を行った外国人を国外追放するトランプ政権の取り組みを擁護し、これまでに300人余りのビザを無効にした可能性があると述べた。

  「世界のどの国にも、自国に誰を入国させるか、させないか決める権利がある」とルビオ氏は訪問先のガイアナでの記者会見で発言。「われわれは破壊行為を繰り返すこうした狂人を日々取り締まっている」と続けた。

  米移民当局は今月、コロンビア大学の元大学院生でグリーンカード(永住権)保有者のマフムード・カリル氏を逮捕・拘束した。同氏は同大学でパレスチナ支持のデモを主導していた。25日にはタフツ大学のトルコ国籍の学生も連邦当局に拘束された。さらに、コロンビア大学の3年生で永住権を持つ女性は、トランプ政権による拘束や国外追放を阻止するために訴訟を起こした。

  ルビオ氏は会見で、これまでに300人余りのビザを無効にしたとする報道について認めるかどうか質問された。

  「もっと多いかもしれない。現時点では300人以上かもしれない。こうした狂人を見つけるたびに、私は彼らのビザを剥奪している」と同氏は話した。

原題:Rubio Says US May Have Pulled Over 300 Visas, Defends Expulsions(抜粋)

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