巨人の今季開幕戦となる28日のヤクルト戦(東京D)で、サッカー日本代表の森保一監督(56)が始球式を務めることが26日、分かった。巨人ファンだった父の影響で、小学5年までは巨人に入団する夢を持っていたという指揮官にとっても、思い入れのあるマウンドに立つ機会となる。日本代表を日本史上最速のW杯出場に導いた名将の1球から、阿部巨人の日本一奪回を目指すシーズンがスタートする。
2025年、連覇&日本一奪回に挑む阿部巨人のシーズンは、サッカー日本代表を史上最速で8大会連続のW杯出場に導いた名将の1球によって幕を開けることとなった。28日、ヤクルト戦(東京D)の始球式の大役を、森保監督が務めることが分かった。
森保監督にとっても、巨人は思い入れのある球団だ。父・洋記さんが巨人ファンだったことから、小学5年生まではプロ野球選手になり、巨人に入団する夢を持っていたという。22年5月には、当時巨人の監督を務めていた原辰徳氏(66)とフランス料理店で対面。その中で幼い頃の夢についても伝え「いろんな大変なプレッシャーの中、(W杯予選を)戦ってきたことの労をねぎらってもらう言葉をかけていただいた。これからのエールをもらいました」と、激励されたことを明かしていた。
開幕ダッシュを目指す阿部巨人に、上昇ムードをもたらすには最高のキャスティングと言える。26年北中米W杯出場を目指していた日本代表は20日、アジア最終予選のバーレーン戦に2―0で勝利し、3試合を残してW杯出場が決定。最終予選では6勝1分けと負けなしで世界最速となる突破を決めた。アジア予選で敵なしの強さを誇った勢いが、熱い一投から注入される。
日本と世界の違いこそあるが、頂点だけを目指す思いは共通する。阿部監督は3日、都内で行われた巨人を応援する財界人の集い「第33回 燦燦(さんさん)会総会」に出席。壇上で「素晴らしい補強をしていただき、日本一にならなくてはいけないんだと重責を担った次第です。必ず日本一になることを約束します」と誓いを立てた。森保監督もW杯出場決定後、「優勝するためにサッカーを日本中の関心事に。批判も構わない」と強い決意をにじませていた。
森保監督は23年3月に、侍ジャパンのWBC初戦となった中国戦(東京D)で始球式を行い、見事なノーバウンド投球を披露。その後、侍ジャパンは世界一に輝いた。再び大きな注目を集める一投から13年ぶりの日本一を目指す阿部巨人の戦いが始まる。