聖徳太子研究の最前線

聖徳太子・法隆寺などに関する学界の最新の説や関連情報、私見を紹介します

「出す出す詐欺」本がまたしても出版延期:明日香村教育委員会編『遺跡の発掘からみた飛鳥』

2025年03月27日 | その他

 「もうすぐ出ます、出ます」と、狼少年も驚くほどと何度も予告して楽しみにさせておりながら、発売延期を5回も6回も繰り返してきた本が、発売予定日になってまたしても延期になりました。

 しばらくしたら出るというので最初に予約したのは、注文履歴によれば、

 2021/11/09

です。3年半前ですね。ところが、出版延期、延期を繰り返し、昨年の5月には「24年6月24日に発売」という通知が来たのですが、5月末には、さらに7月29日発売予定との知らせがあり、7月4日に送られてきた通知によれば、

 2024/09/14 - 2024/09/16

の間に発売となってました。「本当に出るのか? 怪しいな」と思っていたら、先日アマゾンでこの本を見てみたところ、

 2024/9/27

となってました。さらに2週間ほど遅れるとのことですが、そんな通知を信じる私ではありません。案の定、9月4日にアマゾンから以下のようなメールが来ました。

===================================
誠に申し訳ございませんが、以下の商品の発売日が変更されました。新しいお届け日は以下の通りです。 ご迷惑をおかけしていることをお詫びいたします。 

ご注文番号#503-2812643-0722214
注文日:   2021/11/09

        遺跡の発掘からみた飛鳥
        発売元 アマゾンジャパン合同会社

            新しいお届け予定日:  2024/10/17 - 2024/10/19
===================================

以上です。「発売元 アマゾンジャパン」となってます。歴史系の出版社である雄山閣から出るはずだったけど、お詫びはアマゾンからくるのか……。

とはいえ、当然のことながら、この通知についても疑っていましたので、9月19日にアマゾンで確認したら、 

 雄山閣 (2024/11/12)
 発売日 ‏ : ‎ 2024/11/12

となってました。またしても延期ですし、雄山閣と表示されてます! 「出版社」と「発売元」は違うということなのか。ここまで来れば、11/12 という数字など信じられるはずがありません。10月24日にアマゾンで確認したところ、

 発売日 ‏ : ‎ 2024/12/12

となっており、しらっと変えてました。いつまで「出す出す詐欺」を繰り返すんでしょうか。

 ここまで読めば当然推測できるように、11月22日段階でアマゾンでの記載を見ると、発売日は、「2025/1/28」となってました。この予告という形の悪い冗談はどうもまだ続きそうだと思っていたら、やはり、ちゃんと期待に応えてくれました。12月10日アマゾンで確かめると、

  • 発売日 ‏ : ‎ 2025/2/27

となってます。11月23日には、アマゾンから「誠に申し訳ございませんが」ということで、「ご迷惑をおかけしていることをお詫びいたします。」というメールが来ましたが、今回はまだ来てません。

 10巻以上ある分厚い辞典や資料集などは、宣伝した期日より実際の出版が遅れることがたまにありますが、さほど厚くない1冊の本でここまで延期を繰り返した例は見たことがありません。もう「出す出す詐欺」と言って良いんじゃないでしょうかね。と、2024年11月21日にこの記事の下書きに書いたところ、出版日変更のメールが届きました。

            新しいお届け予定日:  2025/01/30 - 2025/02/01

となってます。むろん、どうせまた変更だろうと思っていたら、案の定、2025年1月11日にアマゾンから「お届け予定日を更新しました」というメールが届きました。

===============================
ご注文番号#503-2812643-0722214
注文日:   2021/11/09

        遺跡の発掘からみた飛鳥
        発売元 アマゾンジャパン合同会社

            新しいお届け予定日:  2025/03/29 - 2025/03/31
===============================

だそうです。4年近く遅れてますので、オリンピックだったら、次の大会になってますね。

 それからしばらくすると、アマゾンには「3月27日発売」と表示されるようになりました。しかし、直前の3月24日になっても、アマゾンでは表紙の写真が入っていないままです。気になって出版元である雄山閣のサイトに飛び、「近刊」のページを見たら、8冊の本が3月25日発売としてあげられており、これらはすべて表紙の写真が入ってますが、問題の本は写真が入ってないどころか、そもそも載ってません。

 そして25日になると、それらの8冊は販売されたため、新刊コーナーに置かれるようになり、近刊コーナーは「現在、商品はございません」と表示されています。となると……

と心配したのですが、発売日とされている27日にアマゾンのこの本のところを見てみたら、こうなってました!

6月発売だそうですよ。下の方の出版社の情報の箇所では、相変わらず、

  • 出版社 ‏ : ‎ 雄山閣 (2025/3/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2025/3/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 250ページ

となっているままです。編者・著者・出版社の間のどこかで激しい争いが生じ、恐ろしい事件まで起きて出版が遅れているのであれば、『週間文春』あたりで取材し、「血で血を洗う出版遅延事件の闇! 飛鳥の遺跡横にひそかに造られた考古学者の墓と埋められた呪物」とかいったスクープを出してほしいくらいです。

 この本が刊行されたら、「こんな状況だったんですよ」と報告したうえで内容の紹介をするつもりでしたが、この調子だと刊行は56億7千万年くらい先になるかもしれないため、現段階で一度、アップロードすることにします。

この記事についてブログを書く
« かつての『隋書』倭国伝論文... | トップ |   

その他」カテゴリの最新記事