↓に多くのコメントが来てるけど、面白いのは「日本とは違うよね」という意見と「日本と同じじゃん」という意見に分かれていること。
日本とは違う派の人は、
等はカップル社会で
と違いお一人様での外食とかに厳しい、あとは高校のプロムとかのプレッシャーも凄いとしている。
に関して言うとそもそも一人で外食っていうのは若い世代に関して言うとはまずないのでそこはちょっと違うかなと(
はテイクアウェイ=出前文化)。プロムはあるけどよくわかりません。
でも、カップル社会とかプロムはインセルが生まれた直接の理由ではない。インセルが事件を起こし始めるのが2010年代くらいからだけど、カップル社会もプロムもそれよりずっと前からあったので、時間的に整合性がない。では2000-2010年代あたりに何が起きたかと言うと、 SNS、4chanやRedditと言ったオンラインコミュニティの登場。インセルはこうした空間で、これまで公に言うことができなかったような考えを共有する人々を見つけ、女性蔑視観と男性優位主義を先鋭化させていった。
一方で日本と同じじゃん、というのは私も感じていて、ツイッターに蔓延るアンフェの人達の多くはインセルあるいはインセル予備軍と言っていいかと思うし、暇空茜を支持する人達からはまさにそんな雰囲気を感じる。幸い
ではまだ女性に対する暴力を大っぴらに正当化するインフルエンサーが出ていないし、銃社会でもないので、
のようなインセル暴力事件は起きていないけど、物理的暴力とは違う形で
のインセルはすでに女性蔑視を行動に移しているように感じる。
例えば各地で頻発する女性の飲み物に体液を入れる事件。犯人達の詳細な分析はないものの、行動様式等がまさにインセルのそれという感じはする。学習塾の同僚の飲み物に体液を入れ逮捕された20代の男性は「女性であれば、被害者は誰でも良かった」「女性を道具のように考えていた」と供述している。このように
のインセルは陰湿で被害者に心理的ダメージを与える行動に出ているのではないかと思う。ちなみに
でも同様の事件は増加傾向にあるようで、犯人は女性に対する復讐、または魅力的な同僚の注目を集めたかったと述べているらしい。
いずれにしても、アドレセンスのような作品を多くの人が観て、インセルが危険な思想と知り、少年や若い男性のインセル化をどう防ぐかについて議論と行動が起これば、それは良いことだろう。