上司にハメられた…小保方氏、恨み節炸裂の手記「内臓すり潰されるような痛み」

最後は騒動によって研究者としての道が閉ざされたことを悔やみ、「思い描いていた研究はもうできないんだなと思うと、胸が詰まり、涙が勝手にこみ上げてくる」と締めくくっている。

講談社の担当編集者は「さまざまな仲介を経て(こちらから)執筆を提案した。小保方さん自身が昨年9月から執筆に入り、4カ月かけて完成させた」と話す。

タイトルは小保方氏の発案で、初版発行部数は5万部。印税の使い道や、同氏が現在どこで何をして生活しているのかなどについては「答える立場にない」と回答した。

一方、小保方氏が手記の中で批判を浴びせた若山氏は何を思うのか。

所属先である山梨大の広報担当者は「大学として『コメントしない』というコメントそのものも出さない」と過敏ともいえる反応を示した。

STAP細胞問題の経過

2014年1月28日 小保方氏らがSTAP論文の発表会見を開く

2月13日 論文の画像が不自然と指摘があり、理研が調査開始

3月10日 画像に転用の疑いが浮上。共同研究者の若山照彦氏が論文撤回を求める

3月31日 早大が小保方氏の博士論文について調査を始める

4月1日 理研調査委がSTAP論文には不正があると発表

9日 小保方氏が会見で「STAP細胞はあります」と強調

6月11日 理研の研究員がネット上でSTAP細胞はES細胞ではないかとの疑いを指摘

16日 若山氏会見。STAP幹細胞が若山研で使用していないマウスの細胞からできていたと発表

7月2日 ネイチャーがSTAP論文撤回

8月5日 共著者の笹井芳樹氏が自殺

12月19日 理研がSTAP細胞を作製できなかったと発表

21日 小保方氏が理研退職

26日 理研調査委がSTAP細胞はES細胞が混入したものと発表

15年1月6日 小保方氏が調査結果を受け入れ、計4件の不正確定

3月20日 理研が小保方氏に論文投稿料約60万円請求と発表

11月2日 早大が小保方氏の博士号取り消し

16年1月28日 講談社が小保方氏の手記発売

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