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「合計身長369cm」の大型ユニットが10億円を被災地に寄付…「型破りな男」が生んだ「35年忘れられないフレーズ」

伝説の「紅白ギター放火事件」

しかし吉川晃司は、そんな私の気持ちとは裏腹に大ブレイク。チェッカーズとともに翌1985年には時代の寵児となり、女の子の嬌声を一身に浴びることになります。

そして『にくまれそうなNEWフェイス』(85年)でNHK紅白歌合戦に出場。その紅白で起きたのが有名な「ギター放火事件」です。

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ただこの「事件」、今や一部で伝説的に語られているようですが、実は、そんなかっこいいものではなく、いや、どちらかと言えば、ちょっと間抜けな部分もあったりして。

というのは、その放火の瞬間をカメラが追っていなかった(か避けた)ので、テレビを見ている人には、何が起きたのか、さっぱり分からなかったのです。映っているのは、次に歌う河合奈保子が驚いている姿だけという、何とも意味不明なことに。

当の吉川晃司本人も、自著『愚 日本一心』(角川マガジンズ)でこう語っています。

――ギターもあそこまで燃やすつもりはなくて、ジミ・ヘンドリックスをマネして、(註:火を)軽く付けてみようかと思ったら、照明が当たっていて火が見えなくて、自分でも火傷して、訳がわからなくなってしまった。全部が見事なほど裏目に出た。
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日本中が注目していた昭和の紅白の舞台で(平均世帯視聴率66.0%/ビデオリサーチ,関東地区)、ギターに放火すること。放火しながらも物の見事にスベること。これもある意味で「型破り」だと言えなくもないのですが――。

そんな、どちらかと言えば苦手だった吉川晃司に、一気に惹き付けられるキッカケとなったのが、そう、COMPLEXなのでした。

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