井上陽水/講談社

50年前、「井上陽水のアルバム」が日本初のミリオンセラーに…リアタイ世代に聞いて気づいた「ヒットの本質」

達郎も、永ちゃんも…

話は、1975年に戻る。8月「『氷の世界』のセールスが100万枚を突破」の前後に、この年に起きたことを並べてみる。

4月25日:山下達郎がバンド「シュガー・ベイブ」としてデビュー
5月1日:浜田省吾がバンド「愛奴」としてデビュー
9月21日:矢沢永吉がソロデビュー
9月25日:中島みゆきがデビュー

のちの大物たちが続々とデビュー。1975年は、いわば「すべてが始まった年」と言っていいかも知れない。

ただ、そのときすでに井上陽水と吉田拓郎が、メッセージだけでなくサウンドにおける革命を成し遂げていたという巨大な事実を忘れてはならない。そして、ここで年表に追加。

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6月1日:井上陽水と吉田拓郎らが「私たちに音楽の流れを変えることができるでしょうか」の掛け声の下、「フォーライフ・レコード」を設立

1975年、それは井上陽水と吉田拓郎に先導される形で、音楽シーンに新しい才能が次々現れた年だった。当時小3の私は、ほとんど「知らんけど」だが、それでも、この年のレコード屋さんに漂っていたワクワクした空気は、まるで昨日のように鮮明に憶えている。

フォーライフレコード発足記者会見。左から泉谷しげる、陽水、小室等、吉田拓郎/講談社

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