XLASERLAB X1／X1Proは、カットやクリーニング、錆の除去にも対応する、オールインワンのポータブルレーザー溶接機だ。安全性と効率性、使いやすさを追求したデザインにより、プロからホビイストまで広範な材料とアプリケーションに活用できる。

独自のデスクトップグレードのレーザー溶接技術を搭載し、エネルギー密度の高いレーザービームを活用する。電気アークが発する熱を使った伝統的な溶接手法に比べ、繊細なタスクでも精密かつ焼けや変形のないクリーンな溶接ができる。

X1は、半導体レーザーと直径が比較的大きなファイバーコアを搭載し、大きなライトスポットと均一なエネルギーで溶接する。平均レーザーパワーは460Wで、中心波長は900～990nm、デューティ比は1～50％となる。X1 Proは、直径が小さなコアのファイバーレーザーを搭載し、小さなライトスポットの中心に高エネルギーを集めて溶接する。平均レーザーパワーは700Wで、中心波長は1080±10nm、デューティ比1～100％となり、ワイヤーフィーダーを使った溶接に対応する。

ステンレス鋼、炭素鋼、アルミニウム、鉄、真ちゅう、銅、トタン板などの材料に対応し、X1は0.2～2mm、X1 Proは0.5～3mmの板厚の溶接が可能。また、材料の表面のクリーニングや錆の除去、0.5～3mmの板厚のカットにも対応する。X1の本体サイズは395×189×265mmで重さは12kg、X1 Proの本体サイズは470×205×335mmで重さは19kgだ。

X1のベーシック版の予定小売価格は3398ドル（約51万円）のところ、今なら数量限定早割価格1699ドル（約25万5000円）で入手できる。X1 Proのベーシック版の予定小売価格は4998ドル（約75万円）のところ、今なら数量限定早割価格2699ドル（約40万5000円）で入手できる。出荷は2025年4月を予定し、日本への送料はX1が1161香港ドル（約2万2000円）、X1 Proが1473香港ドル（約2万8000円）だ。2025年3月28日までクラウドファンディングを実施しており、3月27日時点で目標額の77万9151香港ドル（約1510万円）を大きく上回る約3280万香港ドル（約6億3560万円）を集めている。