20:43 更新
国東市立小原小学校では、6年生10人が門出の日を迎えました。
これが、学校として最後の卒業式です。
1873年、明治6年、創立。
校名の変更や校舎の移転などの歴史を刻みながら明治から令和の5つの時代にわたって子どもたちが学んできました。
多い時には約270人の児童がいた年もありましたが、少子化が進み今では38人に。
2024年度で閉校し、旭日小学校とともに国東小学校に統合されることになりました。
校長先生から卒業証書を受け取った卒業生はそのまま壇上で将来の夢を発表します。
(卒業生)
「僕の将来の夢はサッカー選手になることです。テレビでサッカーを見ていてゴールを決める姿がかっこよかったからです」
「私の将来の夢は看護師です。今まで色々な人たちに助けてもらったからです優しく接して元気をあげられるような看護師になりたいです」
また、卒業生10人で6年間の思い出を発表。閉校が決まった寂しさを胸に最後まで楽しんだ学校生活を振り返り、支えてくれた仲間や家族へ感謝の気持ちを込めて歌を歌いました。
最後のホームルームでは、担任の先生からかけられる言葉に涙する6年生も。
最後はみんなでくす玉を割って学び舎をあとにしました。
(卒業生)
「悲しいです」
「在校生は国東小学校に行っても頑張ってほしい」
Q小原小の6年間はどうでしたか?
「たのしかったです!」
これまで2500人以上の子どもたちが巣立ってきた小原小学校。
大分県内ではこの春約8800人が卒業。
6つの小学校が閉校します。