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米関税の「脅し」、既に影響 カナダ中銀総裁が見解―メキシコは0.5%利下げ

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カナダ銀行のマックレム総裁=2023年7月、オタワ(AFP時事)

カナダ銀行のマックレム総裁=2023年7月、オタワ(AFP時事)

 【ワシントン時事】カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は6日、メキシコ市で行われたパネル討論にビデオ参加し、トランプ米大統領による新たな関税の「脅し」が既に、カナダとメキシコの企業や家計の先行き信頼感に響いているとの見解を明らかにした。

トランプ関税、土壇場で一部延期 「ディール」再び、周囲を翻弄

 トランプ氏は4日に予定していたカナダとメキシコに対する25%の関税発動を1カ月延期したが、両国経済には影響が出ているようだ。メキシコ中銀は6日、景気下振れリスクを踏まえ、0.5%の利下げを決めた。

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