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「死に物狂いで車椅子に乗せたのに…」勧告の山火事で老人ホームの車爆発、3人死亡

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2025.03.27 15:44
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26日午前、慶尚北道盈徳郡盈徳邑(キョンサンブクド・ヨンドクグン・ヨンドクウプ)の老人ホームは前日、火の手が襲った痕跡で凄惨だった。この老人ホームは25日夜、炎を避けて入所者を避難させていたところ、自動車が爆発し80代の入所者3人が死亡した事故が起きた場所だ。

山火事を避けて職員2人と入所者4人が乗った自動車は、7番国道に進入して10分も経たないうちに火の粉が四方から飛んできて燃え移ったという。職員が車から降りて後部座席にいた入所者を降車させ始めたが、1人が降りた途端に爆発した。老人ホームの関係者は「体の不自由な入所者も多く、死に物狂いで車椅子に乗せて運んでいる途中で事故が起こった」と話した。

 
25日、慶尚北道を襲った過去最大級の山火事は彼らを含め計26人の命を奪った。同日、慶尚北道青松郡巴川面(チョンソングン・パチョンミョン)に住む80代の女性も避難できず死亡した。真宝面(チンボミョン)真宝文化センターに避難した夫は「妻を家の外に連れてきたが、瞬間火の粉が飛び散り、妻の体に火がついたため、一緒に避難できなかった」と伝えた。

山火事で廃墟と化した安東市臨河面臨河里(アンドンシ・イマミョン・イマリ)の住宅でも、80代の男性1人が遺体で発見された。この男性は80代の妻と一緒に暮らしていたが、二人とも体が不自由だったという。警察は死亡した男性の妻を探す一方、現場で発見された骨のかけらを鑑識して身元を確認することにした。

この村に住むパク・ジョンインさん(59)は「家の玄関を開けて出ると、裏山から飛んできた火が家族を襲った」とし「このため家族全員がやけどを負った」と話した。病院で治療中のパクさんは「火が家族を襲った後、まもなく家と倉庫、農機具に燃え移り、あっという間にすべてが燃えた」と説明した。

山火事当時、真宝面に避難の列が集まり、村は修羅場になった。避難できなかったイ・ミョンシクさん(80)とイ・テギョンさん(75)夫婦は機転を利かせて命拾いした。広い野原に車を止めて40~50分間、火が消えるのを待った。彼らは「窓を閉めて救助を待っていたところ、火が静まり避難した」と語った。

一方、イさん夫婦の村の近くに住む60代女性は避難できなかった。25日の夜、避難中に車が炎に包まれ、翌朝、車の横で遺体で発見された。

26日、青松保健医療院の葬儀場で会った遺族らは「故人は病気で少し体の不自由な夫と一緒にここに住んでいた」とし、「娘がいるが、わずか1カ月前に結婚した新婚夫婦」と気の毒がった。

今回の山火事によって慶尚北道で命を失った住民の多くは60~80代の高齢者だ。多くの高齢者は、老衰や病気のために体が不自由で、災害メッセージを確認できず、適時に対応できない。

高齢の住民たちが家を守ろうとして離れず、被害に遭う場合もあったという。 素早く避難できない高齢者の特性を考慮し、より迅速な対応が行われるべきだったという指摘が出ている。

山火事がひどくなった状況で、一度に避難命令を下したために渋滞が起きたことも問題に挙げられる。安東市は25日午後、すべての市民に避難命令を出しした直後、自動車が一斉に道路に出て、一帯は混乱に包まれた。炎を避けて後進したり、逆走行する自動車も多く、道路が麻痺した。

また、慶尚北道北部地域の特性上、交通が不便で山勢が険しいという点も避難が遅れた理由に挙げられる。死亡者発生地域の多くは農村・山村で、避難するには曲がりくねった林道や国道に沿って移動するしかない。

又石(ウソク)大学消防防災学科のコン・ハソン教授は「高齢者から順次避難すれば混乱を軽減することができる」とし、「避難放送も具体的にどんな危険があり、火がどこで上がっているかなどの情報を伝えてれば迅速な避難を誘導することができる」と助言した。

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