人工呼吸器の操作怠りALS患者死亡で在宅起訴 大分の看護師、業務上過失致死の罪で

大分市の病院で人工呼吸器の適切な操作を怠り、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の80代の入院患者を死亡させたとして、大分地検は27日までに、業務上過失致死の罪で女性看護師(53)=大分市=を在宅起訴した。2月14日付。

起訴状によると、令和5年3月4日、自発呼吸が困難な患者に装着された人工呼吸器にたまった水の除去作業を行った際、呼吸器の空気供給再開を怠り、急性呼吸不全により死亡させたとしている。

大分県警大分中央署は6年8月、業務上過失致死容疑で大分地検に書類送検していた。

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