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動物たちはどこへ? 9月までに閉園のノースサファリ 動物の移動開始を発表 札幌市は計画書の提出求める

9月末までの閉園を発表している札幌市南区のノースサファリサッポロが、すでに動物の移動を進めていることを明らかにしました。

櫻井靖大記者:
「ノースサファリサッポロのHPのお知らせに、今日新たに動物の移動について掲載されました」。

飼育施設の無許可建築問題などを受け、9月末での閉園を決めている札幌市南区の民間動物園、ノースサファリサッポロ。27日、ホームページに新たなコメントを掲載し、すでに動物の移動を進めていることを明らかにしました。

ノースサファリサッポロHP
「動物の生命を守り、適切な飼育環境という考えを第一に動物達の移動を進めて参ります」。

150種類・500頭以上の動物を飼育するノースサファリサッポロ。
移動が始まったとして、いったい、行先はどこになるのでしょうか。
2月、急浮上したのが静岡県の富士宮市です。花や鳥と触れ合える観光施設で、経営難のため休園している「富士花鳥園」。ノースサファリサッポロの運営会社は1月、ここに新たな拠点を置き2月5日、「動物を移送したい」と市に相談をしていました。
富士花鳥園の敷地を管理する市長は、今月の市議会でこう答弁しています。

富士宮市 須藤秀忠市長:
「いずれにいたしましても困ったことでありまして、お引き受けするような代物ではないというふうに認識しておりますから、現在も札幌で法律違反やってて富士宮に来てまたそんなことされても困りますから厳正にきちっと対応して参りたいと思います」。

富士宮市には最初に相談があった2月5日以降、ノースサファリ側から連絡はないということです。また、動物の取り扱いを管轄する静岡県の富士保健所も「そうした情報は入っていない」としています。
札幌市は3月末までに動物移転に関する計画書の提出を求めていますが、まだ受け取っていないということです。

札幌市 秋元克広市長:
「今月末までに提出がなかった場合、必要に応じて現地に立ち入りをして、個別に動物の状況や計画についてヒアリングをしていかなければいけない」。

ノースサファリサッポロは動物の行先について、「ご協力施設様の兼ね合い上お伝えすることが出来ない」としています。

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