陸上=女子選手に遺伝子検査導入へ、性別問題巡り事前承認制

陸上=女子選手に遺伝子検査導入へ、性別問題巡り事前承認制
 世界陸連のセバスチャン・コー会長(写真)は25日、評議会で出場資格の厳格化が議論されたことを受け、女子選手は今後、1回限りの遺伝子検査を受けることになると述べた。中国・南京で3月代表撮影(2025年 ロイター/Dylan Martinez)
[ベンガルール 25日 ロイター] - 世界陸連(WA)のセバスチャン・コー会長は25日、作業部会で出場資格の厳格化が議論されたことを受け、女子選手は今後1回限りの遺伝子検査を受けることになると述べた。
トランスジェンダーの選手や男性ホルモンのテストステロン値が高くなる性分化疾患(DSD)と診断された選手を巡っては、他競技と同様に陸上競技でも女子種目で生物学的に有利になるとの疑問が上がっており、出場資格を巡る議論が長く行われてきた。
WAは現在、男子として思春期を過ごしたトランスジェンダー選手による女子種目への出場を禁止し、DSDの選手には男性ホルモンのテストステロン値を下げるよう求めている。だが、WAの作業部会は先月、こうした規制では不十分との結論に達していた。
コー会長は記者団に「事前承認の検査は女子種目で競技する選手を対象とする」とコメント。「われわれは女子種目を断固たる決意で守り、そのために必要なことは何でも行う」と述べた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab