ナナシがチーズケーキを作っちゃいました。

「アルちゃーん、めっちゃ美味いもんできたでー!ちょっと試食してーvv」
うきうきとスキップでもしそうな勢いでこちらに向かってくる仲間を見て、
アルヴィスは思わずまたか・・・というような眼差しを向けてしまう。
「そんな顔せんと、一口でいいから食べてみー?ホントに美味いんやって!」
いつも不思議な材料で自己流料理をしては持ってきて試食を迫るナナシを
いらないの一言で済ませてきたが、今回ナナシが持ってきたものは
グロテスクな外見もしていないし、どこか惹かれるものがあった。
アルヴィスが珍しく食べてみてもいいかと考えていると、ナナシはいつもと違う反応に
気を良くしたのか調子にのってはいあーんvなどとアルヴィスに
それを差し出すが、アルヴィスもその食べ物に気をとられて
言われたとおり素直にあーんと口をあけてそれにぱくりと咬みついた。
2006/11/3

「甘さ控えめやけど別に物足りなくなかったやろ?デコレーションも特にせえへんかったけど
見栄えが悪いわけでもないし。むしろ何も飾らん方がしっくりきたんや。
まさにクールビューティー、アルちゃんそっくりやv」
「そんなこじつけで人の名前を食い物に付けるな!(怒)」
「なんやと!?自分今すごいナイスなこと言うたと思うんやけど!
これ作ったの自分やし、命名権は自分にある!!アルヴィスで決定や決定~!!」
「・・・まったく、勝手にしろ(呆)」
「さ、ドロシーちゃんたちにも食べてもらお~vみなさーん、アルヴィス食べませんかー?」
「・・・!!やっぱりやめろー!!!」「・・・!!やっぱり名前変えよう!!」
「チーズ使うて作ったからチーズ焼きってことで!」
その後、メルのメンバーにも試食されたチーズ焼きはギンタの
「これチーズケーキじゃん!うめー!!」の一言でチーズケーキに改名された。



なんていうしょうもない小話を思いつきましt(爆)
アルヴィスったら一口食べるだけかと思いきやそのまま全部食べちゃったよ!(笑)
こんな一面があっても可愛いなーなんて思いながらもくもくと食べさせちゃいました(笑)
ナナシ相手なので感想がきつい一言になってますが照れ隠しですよ照れ隠し!!(笑)
そして食べ物の名前聞くところになると隠せずにホントに照れてます(笑)
もともとアルヴィスになんか食べさせたいなーと思って描いてたのですが食べ物持ってる手の角度が
明らかにアルヴィスの手じゃなかったのでそれじゃあーんにしよう!なんていう・・・(笑)
チーズケーキもなんとなくでしたホントはショートケーキとか食べさせてアルヴィスって
結構甘いの好きなんじゃないの?なんてところを主張してみようかなーと思って
描いてただけだったのですがデコレーションかけなくってケーキもうまく描けなくって
シンプルにシンプルになったらチーズケーキに落ち着いて、落ち着いたところから
なんだか話が紙の上とか下とかにどんどん広がってってこんなです(笑)
そうやって妄想働かせてるときは考える方が楽しくって
お絵かき相当疎かになってます雑すぎてすみませんorz
勢いだけで描いたものなのでコマ割とかもありえなくって
ホントすみませんぶっちゃけコマ割ってないですし(痛)
ただの小話として見ていただけると幸いですT▽T
それから実は・・・・・・私チーズケーキって苦手だったりします(殴)
あのしっとり感がどうにも^^;
っと、この先にも少し考えちゃった行き過ぎた続きがあります。
明らかに裏に置かなきゃいけないものなのですがどえらく短いので下のほうにこっそり載せます。
興味ある方だけスクロールでどうぞ~。







































































<後日談> ベッドの中でアルヴィスを抱いていたナナシが思い出したように口を開く。
「実はアレにアルヴィスって名前つけたかったの、もう1コ理由あんたんやで」
「・・・?」
ナナシは余韻で少し気だるげに反応を返すアルヴィスを抱き寄せると
く・・・っとアルヴィスの中に指を挿入して・・・
「しっとりして、美味しいから・・・v」
耳元で囁かれるとアルヴィスの顔が一瞬で朱に染まり、
直後ナナシの顔面に拳がめり込んだという・・・。

【完】
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