女児宅侵入1人失職 他7教諭を懲戒免職 東京都教委が処分発表

東京新聞3/27(木)7:08

 東京都教育委員会は26日、元教え子の部屋にのぞき目的で侵入し、住居侵入罪で有罪判決が確定した区立小の男性主任教諭(39)が失職したと発表した。駅で女性のスカート内をスマートフォンで盗撮した大田区立小の男性主任教諭(32)ら計7人を懲戒免職処分とした。8件の停職や減給などの処分も発表した。

 都教委によると、失職した主任教諭は昨年5月、前勤務校で担任した女子児童宅に侵入。昨年11月15日に東京簡裁で懲役1年、執行猶予3年の判決が確定し、同日付で失職した。退職金は不支給。

 懲戒免職は盗撮が計4件。多摩地域の小学校の男性教諭(28)は女子児童の裸を撮影、区立中の男性主幹教諭(35)は女子生徒のスカート内を撮影した。八王子市の義務教育学校の男性主幹教諭(51)はホテルで派遣された女性を撮影した。

 他に交際相手にストーカー行為をした区部の都立高の男性教諭(38)と、勤務校の女子生徒にわいせつな行為をした多摩地域の都立高の男性教諭(33)も懲戒免職。都立高の男性主任教諭(53)は書店で値札を安く貼り替えて購入し、警備員に見つかり、懲戒免職となった。

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