斎藤知事肝いり県予算案、可決も自民6県議が退席 県立大授業料無償化巡る修正動議は否決

兵庫県議会が開かれる兵庫県公館と県旗=神戸市中央区(南雲都撮影)
兵庫県議会が開かれる兵庫県公館と県旗=神戸市中央区(南雲都撮影)

兵庫県議会は24日、2月定例会本会議を開き、斎藤元彦知事肝いりの県立大授業料無償化事業に約14億円を盛り込んだ当初予算案などの議案65件を賛成多数で可決した。一方、同事業には「受益者が限定的で公平性に欠ける」などと批判する声もあり、一部会派が修正動議などを提出したが、否決された。県議会最大会派の自民党の県議6人は採決時に退席した。斎藤氏は採決後、「新年度のスタートに向け準備に万全を期し執行を進めていく」と述べた。

この日の本会議で、共産党会派は予算案を修正し再提出を求める予算組み替え動議を提出した。立憲民主党の県議らでつくる「ひょうご県民連合」は県立大無償化事業について、「受益者が限定的で、公平性に欠ける」と批判。県が事業のために創設する限定的な基金ではなく、財政基金の活用などを提案する修正動議を提出したが、いずれも否決された。

当初予算案は賛成多数で可決されたが、採決時に県立大授業料無償化など一部議案に反発する自民会派の計6人が退席する場面もあった。

県立大授業料無償化は、令和6年度から県内の4年生などを対象に開始。7年度からは県立大に通う県外生への支援として入学金の引き下げなどを実施する。同事業を巡っては斎藤氏の1期目に自民などから反発を招いた経緯がある。

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