写真:時事通信

池田大作名誉会長が死去した創価学会で「ポスト池田」より深刻…いま最も「危惧されていること」

すでに完成していた「ポスト池田」体制

だが、2010年頃から公式の場に姿を現すことはなく、その晩年の姿を目にした人はほとんどいない。そして11月18日、新宿区の自宅で11月15日に逝去していたことが発表された。享年95、老衰だった。

カリスマ指導者を失った創価学会は今後どうなってしまうのか。

「すぐに崩れることはないと思います」

そう話すのは、宗教ジャーナリストで週刊「仏教タイムス」の編集長、工藤信人氏。

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「創価学会の学会員たちは『導いた人』と『導かれた人』の縦の関係、そして地域的な活動といった横の関係。さらには職業、年齢、任務などで構成されるいくつかのグループに所属しています。これは帰属意識を高めると同時に、離反しにくい環境が整えられているともいえる。脱会することも難しいため、大きく崩れることはない」(工藤氏)

「宗教問題」編集長の小川寛大氏も同意する。

「象徴的存在だった池田氏の死去でがっくり来ている学会員が多いのは確か。今後、何らかの影響が出てくることは予測できますが、池田氏が逝去したことによって、すぐさま組織として瓦解したり、致命的な痛手を受けるといったことは基本的にはないと考えています」

それはなぜか。前出の小川氏によると「ポスト池田」体制が、すでに完成していたからだ。

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