元気よく校歌を歌う児童=射水市新湊小

最後の校歌を歌う児童=射水市放生津小

 4月に統合して「新湊放生津小」となる射水市の新湊小と放生津小で23日、閉校式が行われ、両校の児童や地域住民らが前身を含めて150年以上にわたる歴史に思いをはせ、思い出が詰まった母校に別れを告げた。それぞれの児童は最後となる校歌を元気よく歌い上げた。

 新湊小の式典には児童223人をはじめ約500人が出席した。夏目龍希さん(6年)が校旗を持って入場した。竹林浩樹校長が、あいさつ、歌声、掃除、思いやりの四つの伝統が引き継がれてきたことや、児童の一生懸命頑張る姿勢をたたえ「たくさんの出会いを通して大きく成長してほしい」とあいさつした。

 各学年代表者が「ありがとう新湊小学校」などとメッセージを言い、最後に指﨑令依さん(6年)の伴奏に合わせて全員で「Believe」を合唱した。曳山(ひきやま)囃子(ばやし)クラブに所属する児童が「新湊曳山まつり」の囃子を披露した。

 放生津小では児童102人ら約300人が出席し、コガリュウチさん(5年)が校旗入場を務めた。赤尾秀康校長が国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士とアマチュア無線で交信した思い出などを振り返り「新たな学びの場で皆さんが活躍することを期待している」とあいさつした。

 ステージに登壇した児童が運動会や学習発表会の思い出を語り「放生津小で過ごした時間は私たちにとってかけがえのない宝物」と感謝の気持ちを伝えた。「はとっ子の歌」を合唱し、児童代表による獅子舞演舞が行われた。

 両校の式で夏野元志市長が式辞を述べ、奈田安弘市議会議長が祝辞を贈った。新湊小は手丸桜之介さん(6年)、放生津小は檜物花楓さん(5年)が金谷真教育長に校旗を返納した。

 両校は1873(明治6)年に新湊町川東第三番小として開校した。新湊放生津小は4月から放生津小校舎を使用し、2027年4月に大規模改修を終える予定の新湊小校舎に移る。

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