屋久島珍道中(6)〜恋に落ちても車は落とすな編〜
こちらの記事の続編です。
屋久杉トレイルを終え、今朝、M様に異変が起きた。森の中を歩きながら小さな頃を思い出し、あの頃は転んでも立ち上がって走り出したし、何度でも遊び出して、どれだけ家庭環境が複雑でも親のことを愛していた。坂爪さんにいろいろズバズバ言ってもらって、痛かったけど、嬉しい痛さだった。自分を生きているつもりだったがまだまだで、強く見せることで自分をガードして他人を拒絶していた。そういったことが一気に全部来て、昨夜は泣きまくったと言いながら、涙を流した。
私は「めちゃめちゃ浄化されているじゃないですか!」と、めちゃめちゃ軽いリアクションをしてしまった。M様は「謝りたい」と言った。これまで無礼な態度を取ってきた生きとし生けるものすべてに謝罪をしたいと言って、まずは私に謝罪をした。しかし、私には謝って欲しい願望はないので「謝罪をするなら金をくれ」と思った。伊丹空港で合流した時のM様は瀕死だったが、日に日に元気になっている。これは俺の力だと言いたい。
元気になると綺麗になるのは女の常で、M様はミラクルホームランをかっ飛ばした。森の中を散歩していたら、大富豪の男性と出会い、意気投合して、自宅に招待され、食事をご馳走になり、散々笑い倒し、次に会う約束を取り付け、車で送迎までしてもらった。これは俺の力だと言いたい。私と時間を過ごした後、女の花が開いて「口紅を新調しました!無職の散財です!」とか「伊勢丹で香水を買ってイケメンを逆ナンして来ました!」とか「不倫相手の男は何も失いたくないだけのダサ男だと判明したので往復ビンタで張り倒して来ました!」とか、割と、景気の良い報告が届く。
そして私は一人になり、どこかに大富豪が落ちてないかなと思いながら、M様と同じ森を歩いた。大富豪はどこにも落ちていなかったので、私は、小さな花々を愛でた。小さなものを愛する力。これが私の魅力であると言いたい。と、そのタイミングで、昨日の屋久杉トレイルで出会ったイケイケの若い女の子から連絡が届いた。屋久杉トレイルだと言うのに、その女の子だけは、草間彌生の黄色と黒のドットのタイツを履いていて、非常にカッコよかった。若い女の子と何をしたかは極秘だが、諸事情が爆発して、車が使えなくなった。
結局、いろいろなものを失った果てに孤独になった私は、ジーザス・ダンシング・クライストに連絡をして、誰もいない駐車場でコーヒーを沸かしたり焚き火を囲んだりした。ジーザス・ダンシング・クライストの正体は謎だが、軽バンをレンタルして車中泊をしながら屋久島を徘徊し続けているフランス生まれのナイスミドルだ。車中泊しても怒られない場所を探すことだけに興味があるジーザス・ダンシング・クライストに、ここの駐車場なら誰も来ないし俺の宿からも近いから何かあったら対処できるよと、手頃な場所を案内した。
ら、奇跡が起きた。
(つづけ・・・)
坂爪さんこんばんは!
つい先程、私が人生で1番大好きな人とご飯に行って、好きなことを山のように伝えてきました!最高に生きてる感じがします!
迷惑かなとか、そういう思いを「気遣い」だと思ってましたが、何の意味も無かったんだと思いました。好きなら好きと伝えればいいし、どんな結果になろうがぶつかった自分がとても誇らしいし、最高に楽しいです。
丸腰の血塗れでバカ笑いするの最高に自由です、こんな楽しさを知れたのも坂爪さんに会えたからだと思います!また楽しく遊びましょう!
連絡先
keigosakatsume@gmail.com
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