茨城大学 6年ぶりに全員で卒業式 学長“多様な価値観を”
茨城大学は25日、6年ぶりに大学生と大学院生などがそろって卒業式を行い、学生たちが新たな門出を迎えました。
茨城大学の卒業式は、25日水戸市民会館で行われ、5つの学部と大学院、それに特別支援教育の専攻科から、あわせて2080人が卒業しました。
茨城大学では新型コロナの感染拡大を受けて、卒業式を分けて行っていましたが、ことしは6年ぶりに卒業生全員が集まって式を開き、会場は振り袖やスーツ、はかま姿の学生や保護者などでにぎわっていました。
式では、太田寛行学長が、「みなさんのこれまでの努力に敬意を表します。みなさんの選択が未来を作っていきますので、多様な価値観を受け入れよりよい社会の実現に向けて力を発揮してください」と祝いのことばを述べました。
そして、卒業生を代表して、工学部の中野裕菜さんが、「私たちはこれからそれぞれの道に進んでいきますが、今まで学んだことや経験したことを生かして成長を続け社会に貢献したい」と新たな門出にあたり抱負を述べました。
式のあと、卒業生たちは証書や花束を手に写真を撮ったり言葉を交わしたりして別れを惜しんでいました。
水戸市の小学校教諭になる男子学生は、「少子化で子どもが少ない状況を逆手にとって、生徒に密着して、それぞれの個性を生かすような教育をする先生になりたいです」と話していました。
東京の金融機関で働くことになる男子学生は「初めて東京での1人暮らしと社会人生活は、不安なこともありますが、あまり不安になりすぎず仕事に取り組んで、国際関係の部署を目指したいです」と話していました。