148年の歴史に幕を下ろしました。2024年度で閉校する島根県奥出雲町の高尾小学校で22日に閉校式があり、児童や地域住民が学び舎に別れを告げました。

高尾小学校・古藤康則校長:
学校は閉じますが、今後も引き続き、高尾の子どもたちの健やかな成長とさらる活躍のために、皆さんのご指導ご支援をいただきますよう心からお願いします。

22日に高尾小学校で開かれた閉校式には、学校関係者や卒業生、地域住民など約120人が集まり閉校を惜しみました。

明治10年、1877年に開校した高尾小学校は、近年少子化の影響で1959年の105人をピークに児童数が減少し、25年度には2人に。このため近くの三成小学校と統合します。

卒業生:
ついに無くなってしまう。ちょっと寂しいが、時代の流れでしょうがない大変なこともいっぱいあると思うが、人数が増えて経験できることもたくさんあると思うので頑張ってください。

高尾小学校は、10年以上前から授業に「落語」を取り入れる活動を始め、子どもたちの豊かな感性を育む取り組みとして全国から注目されてきました。

児童(お礼の言葉):
思い出が一杯詰まった高尾小学校。私たちは新しい学校で友達を作り、体を作り、心を育てます。高尾小学校の出身ですと、胸を張って生きていきます。ありがとう高尾小学校。

地域のシンボルでもあった小学校の閉校に関係者の思いは様々です。

高尾小学校・古藤康則校長:
お互いに新しい環境に行くわけですが、子どもたちに頑張ってほしいし、もちろん自分たちも頑張りたいと思っている。

児童:
中学校では、高尾小学校でやった落語を続けたいと思います。

児童:
寂しいけど新しい学校でも頑張りたい。

児童:三成小学校のことが楽しみ(今は楽しみと悲しみが)50対50ぐらい。

島根県では24年度、この高尾小を含め9つの小学校が統合によって無くなります。
それでもその歴史は、地域の人々の心の中に永遠に刻まれ続けます。

TSKさんいん中央テレビ
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