暇空茜さん及び暇空弁護団との訴訟にかかるご支援のお願い
概要
私は現在、暇空茜さん及び暇空弁護団から訴訟を提起されており、当該訴訟にかかる費用について、皆様にご支援をお願いするものです。
暇空茜さんについて
暇空茜さんは、主にインターネット上で活動している40代の男性です。暇空さんはオタク文化を愛好しており、観光庁の後援を受けるキャラクターに「スカートめくり」や「夜這い」といった設定がなされていることを女性団体Colabo代表の仁藤夢乃さんが批判したところ、それに腹を立て、Colaboに対する誹謗中傷を行うようになりました。その後は、多くの女性・子供支援団体や対立した個人に対する苛烈な誹謗中傷を繰り返しています。
暇空さんに対しては多数の民事訴訟が提起され、暇空さんが敗訴しています。具体的には、Colaboへ165万円、仁藤さんへ55万円、反差別団体ののりこえねっとへ77万円、カメラマンの島崎ろでぃーさんへ33万円、弁護士の伊藤和子さんへ11万円、ライターのヨッピーさんへ55万円の損害賠償を支払うよう、暇空さんは裁判所から命じられました。また、刑事事件としても、Colabo、子育て支援団体のフローレンス、学生の堀口英利さんから刑事告訴され、堀口さん以外の2件についてはすでに書類送検されています。
このような悪質な活動をしているにもかかわらず、暇空さんは自身を批判した人々を手当たり次第に提訴しています。そのうちの一人が、Colabo弁護団の神原元弁護士でした。暇空さんによる住民監査請求等の法的手続きについて、神原弁護士が「リーガルハラスメント(法的嫌がらせ)」であるなどと発言したところ、暇空さんは当該発言は自身への名誉毀損だとして、神原弁護士を提訴しました。しかし、裁判所は「原告(暇空さん)が、仁藤を含むColabo関係者に対して精神的苦痛を与える目的をもって、東京都に対する情報公開請求及び住民監査請求を行ったという事実は真実である」などと認定し、暇空さんの請求を全面棄却しました。つまり、暇空さんによる法的手続きは、「法的嫌がらせ」と呼ばれても仕方のないようなものだったのです。
暇空弁護団について
暇空弁護団は暇空さんを支える弁護士の集団で、現在は小沢一仁弁護士、渥美陽子弁護士、松永成高弁護士の3名で構成されています。このほか、当初は垣鍔晶弁護士が所属していました。
暇空さんの活動には大きな問題がありますが、弁護団にも何かしらの責任があるのでしょうか。通常は、依頼者の行為に問題があるというだけで、仕事で代理人をしている弁護士が強く非難されるいわれはないのかもしれません。
しかしながら、前述のように暇空さんは、相手に対して精神的苦痛を与える目的をもって、一部の法的手続きを行っていたと裁判所から認定されているのです。そうであれば、それに続くさらなる法的手続きを任された弁護団は、見方によっては法的嫌がらせともいえるような行為に関連して代理人を引き受けてしまっているのです。
また、Twitterにおいて垣鍔弁護士を名乗る人物は、「仁藤氏の顔付きは特定アジアのそれ」などと仁藤さんに対する誹謗中傷を繰り返しながら、「あいつ嫌いなんで〈略〉無償で訴訟代理人やったりまふ!!」と暇空さんにメッセージを送り、代理人に立候補しました。「特定アジア」とは、朝鮮半島や中国の方々を差別する際に使われる言葉です。容姿を理由として他人の出自を決め付けたうえで、差別的な言葉をぶつけるという行為は、言語道断でしょう。そして、この弁護士は自ら誹謗中傷に参加しつつ、相手のことが嫌いだから無償でも代理人をやりたいと立候補したのですから、仕事ではなく法的嫌がらせそのものを目的にしていたと考えるのが自然です。
このように、暇空弁護団は、見方によっては法的嫌がらせともいえるような行為に関連して代理人を引き受けてしまっているうえ、仕事ではなく法的嫌がらせそのものを目的にしていたと考えられるような弁護士まで所属していたと疑われるのです。このような弁護団の存在は、相応の非難に値すると私は考えます。
ご支援をお願いするに至った経緯
私は、Colaboとは一切関係のない一般人です。上記のような暇空さんと暇空弁護団の行為に疑問を覚え、2023年6月頃より、Twitterにおいて盛んに彼らを批判するようになりました。
2024年3月、私が暇空弁護団に所属する特定の弁護士を批判する投稿(なお、この投稿は今回の訴訟の対象ではありません)をしたところ、その弁護士が当該投稿について発信者情報開示請求を行い、同年8月に発信者情報が開示されました。すると、暇空さんが「文鳥の発信者開示に成功しました。ちかぢか提訴予定ですが、アーカイブをのこしたうえで、アウトっぽいツイートを募集します」との告知を行ったのです。その後、12月に入り、2通の訴状が届きました。暇空さんからのものと、暇空弁護団(小沢弁護士、渥美弁護士、松永弁護士)からのものでした。
経緯から明らかなように、このたびの訴訟は、暇空さんが支持者らに提訴材料を集めさせることで提起したものです。また、暇空さんは「文鳥開示された後もイキってた、まだ開示かけてなかった人たちに対し、今日、新しく開示に着手しました。半年後くらいをお楽しみに」とも発言しています。すると、暇空さんは、私のアカウントの発信者情報を入手して提訴を告知することで、自分たちを批判する人たちを黙らせることができると期待していたのではないかとも考えられます。私としては、Twitterでの自らの言動に関し、多くの反省点があったと認識しておりますが、訴状に記載された各投稿が、暇空さんや暇空弁護団に対する権利侵害にあたるとは考えていません。スラップ訴訟を許さないためにも、徹底的に戦うつもりです。
しかし、暇空さんが支持者らに提訴材料を集めさせたことにより、論点が多岐にわたっており、一人ですべてに対処するのは難しい状態です。一部を弁護士に依頼するとしても、健康上の理由などにより、現在十分な経済的余裕がないことから、恥ずかしながら皆様にご支援をお願いする次第です。
訴訟で争われている内容
いずれすべてを公開しますが、ここでは訴訟の対象になっている投稿の一部をご紹介いたします。
「〈略〉暇アノン〈略〉」……暇空さんは、この投稿は「原告(暇空さん)が突飛な陰謀論を述べる人物であり、支持者が多数の暴力事件を起こすようなカルト宗教の教祖であって、潜在的なテロ脅威の中心的な人物である」という意味を含むものであるから、暇空さんに対する名誉感情侵害である、と主張しています。
「悪人ですよ。当たり前じゃないですか」……暇空さんは、この投稿は「原告(暇空さん)が悪人に決まっている」と述べるものであるから、暇空さんに対する名誉感情侵害である、と主張しています。
「自称作家だった過去も」……暇空さんは、この投稿は「原告(暇空さん)が実際には作家ではないのに過去に作家であったと偽りを述べた」との事実を摘示するものであるから、暇空さんに対する名誉毀損である、と主張しています。
「分かる。暇空弁護団みたいな人が本当の『悪』だと思う」……暇空弁護団は、この投稿は「原告ら(暇空弁護団)は、立場や思想を問わず、誰の目から見ても明らかな悪人である」と指摘するものであるから、暇空弁護団に対する名誉感情侵害である、と主張しています。
「暇空事件では、法を悪用し、加害者が被害者を訴えて嫌がらせするという事態まで発生しています。加害者による法的な嫌がらせに積極的に手を貸す悪質な弁護士が、4人もついています」……暇空弁護団は、この投稿は「原告ら(暇空弁護団)は、加害者である暇空茜が被害者を訴えて嫌がらせをする行為に、法を悪用して積極的に手を貸している」との事実を摘示するものであるから、暇空弁護団に対する名誉毀損である、と主張しています。
「訴状さえ出せばOKなお仕事」……暇空弁護団は、この投稿は「原告ら(暇空弁護団)は、勝訴の見込みのない事案でも、形上訴状を提出するだけの業務をして弁護士費用を得ている」との事実を摘示するものであるから、暇空弁護団に対する名誉毀損である、と主張しています。
「〈略〉暇空弁護団は、今も何ら違法性のない投稿について大量の開示請求を続けています」……暇空弁護団は、この投稿は「原告ら(暇空弁護団)は、暇空茜に関する何ら違法性のない投稿について大量の発信者情報開示請求を繰り返している」との事実を摘示するものであるから、暇空弁護団に対する名誉毀損である、と主張しています。
実際には、このほかにも多数の投稿が対象となっており、暇空さんは計8件、暇空弁護団は計11件の投稿について権利侵害であると主張しています。
ご支援いただける方とのお約束
私は、私の投稿が暇空さんや暇空弁護団の権利を侵害するものであるとは考えておりません。一方で、これまでのTwitter上での言動において、当事者の活動を阻害しないかとの考慮が不十分であったこと、加害者側と馴れ合い過ぎたこと、無関係の第三者を傷付ける発言があったことなど、多くの重大な反省点があり、全面的に皆様のご支援に甘えるべき立場にはありません。そのため、今回ご支援をお願いするにあたり、以下をお約束いたします。
全面勝訴はもちろん、関連する他の法的手続きにおいて皆様に活用していただけるような事実認定を勝ち取るべく、全力を尽くします。
弁護士への依頼は最小限とし、自力で対処可能な部分はすべて自力で対処します。ご支援いただいた金銭の無駄遣いはしません。具体的には、現時点で対暇空弁護団訴訟における準備書面作成のみを信頼できる優秀な弁護士に依頼しています。
一連の法的紛争の終結後、残金がある場合には、その全額を暇空さんによる誹謗中傷や法的手続きなどの対象になっている各団体へ寄付します(終結前であっても寄付する場合があります)。個人的な使途には使用しません。
ご支援いただいた金銭の使途
以下の使途にのみ使用いたします。
暇空さん及び暇空弁護団との訴訟(他に彼らから個人情報を共有された者がいる場合には、その者との訴訟を含む)にかかる一切の費用
弁護士への依頼にかかる費用
書面・書証の印刷・郵送費用
その他、訴訟に関連して必要となった費用
暇空さんによる誹謗中傷や法的手続きなどの対象になっている各団体(Colabo、ぱっぷす、BONDプロジェクト、若草プロジェクト、フローレンス、キッズドア、のりこえねっと、その他)への寄付
ご支援の方法
以下の銀行口座への振り込みにてお願いいたします。
三菱UFJ銀行(0005)
虎ノ門支店(041)
普通
1843126
マナベガク
終わりに
暇空さんが引き起こしている問題は、差別と誹謗中傷によって多くの人々の尊厳を奪い、司法制度を蔑ろにし、この社会を破壊していくものだと私は考えています。女性を中心に、多くの人々が理不尽に傷付けられています。どうかこの問題により関心を持ってください。また、私自身が支援をお願いしている立場ではありますが、経済的に余裕のある方は、被害に遭っている各団体へのご支援を、何卒よろしくお願いいたします。
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