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アレルビとアレグラの違いとは?有効成分の違いや副作用についても紹介【薬剤師解説】

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2025/2/14
555,005
花粉症やアレルギー性鼻炎の治療薬として、フェキソフェナジン塩酸塩を含む市販薬が多く販売されています。
その中でも「アレグラFX」と「アレルビ」は代表的な製品ですが、販売メーカーや価格、添加物などに違いがあります。
同じ有効成分を含んでいても、薬の選び方によって使い勝手やコスト面で差が出ることもあります。
本記事では、アレグラとアレルビの違いを詳しく解説し、それぞれの特徴や選ぶ際のポイント、副作用の有無についても紹介します。
自分に合った市販薬を選ぶ際の参考にしてください。

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「アレルビ」と「アレグラFX」の比較

薬剤師 齋藤 貴将さん厳選

アレルギー性鼻炎の市販薬としては「アレグラFX」が有名です。鼻炎用薬の中で販売数が多い市販薬です。 「アレルビ」と「アレグラFX」はどう違うのでしょうか?

薬剤師の画像

薬剤師 齋藤 貴将さん 厳選

「アレルビ」と「アレグラFX」の比較


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第2世代の抗ヒスタミン成分を配合して、ハウスダストや花粉により引き起こされるアレルギー反応を抑えます。脳に影響を及ぼしにくいので、眠くなりにくい薬です。飲むタイミングを選ばないので、あなたの生活スタイルに合わせやすい市販薬です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量(2錠)中
フェキソフェナジン塩酸塩:120mg
効果・効能 花粉、ハウスダストなどによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
用法・用量 次の1回量を朝夕に水またはお湯でかまずに服用してください。
成人(15歳以上):1回1錠/1日服用回数2回
15歳未満の小児:服用しないこと
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中は相談の上、授乳中は不可
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 記載なし
薬の風味 無味
眠くなる成分 ×
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×

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眠くなりにくい成分の抗アレルギー用薬

つらい鼻のアレルギー症状による鼻みず、鼻づまりを緩和してくれる飲み薬です。アレルギーの治療薬で気になる眠気が起こりにくい特徴があり、季節性の花粉症の場合は、症状が出る1~2か月前からの服用が効果的です。

分類 第2類医薬品
有効成分(含有量)/主成分(含有量) 1日量(2錠)中
フェキソフェナジン塩酸塩:120mg
効果・効能 花粉、ハウスダストなどによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
用法・用量 次の1回量を朝夕に水またはお湯でかまずに服用してください。
成人(15歳以上):1回1錠/1日服用回数2回
15歳未満の小児:服用しないこと
タイプ 錠剤
妊娠中・授乳中の使用 妊娠中は相談の上、授乳中は不可
使用が可能な年齢 15歳以上
錠剤・タブレットの大きさ 記載なし
薬の風味 無味
眠くなる成分 ×
胃の粘膜を保護する成分 ×
スーッとする成分 ×
水なしで使用できるタイプ ×


「アレルビ」について


薬剤師

齋藤 貴将さんのコメント

「アレルビ」は、皇漢堂製薬が販売しているアレルギー性鼻炎薬です。14錠入り、28錠入り、56錠入り、84錠入りの4つの商品が販売されています。一般用医薬品の「第2類医薬品」に分類されて、「セルフメディケーション税制」の対象医薬品です。薬剤師・登録販売者がいるドラッグストアなどで購入することができます。

有効成分は?

アレルビの有効成分は「フェキソフェナジン塩酸塩」という、抗アレルギー薬です。

【フェキソフェナジン塩酸塩の作用の仕方】
アレルゲンとなる花粉やダニ、ハウスダストなどが体内に侵入すると、まず抗体がアレルゲンと結合します。

次に、免疫細胞の1つのマスト細胞がアレルゲンと結合した抗体を捕捉すると、「ヒスタミン」などのアレルギー誘発物質を放出します。ヒスタミンは「H1受容体」に結合することで、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、蕁麻疹などのアレルギー症状を引き起こします。

フェキソフェナジンは、この「H1受容体」に結合することでヒスタミンが「H1受容体」に結合することを防ぎ、アレルギー反応を抑えます。

このような作用から、フェキソフェナジン塩酸塩は抗アレルギー薬の中でも「抗ヒスタミン薬」に分類されています。

効能・効果は?

「アレルビ」の効能・効果は次のようになっています。
花粉・ハウスダスト(室内塵)などによる、鼻のアレルギー症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)の緩和

医療用のフェキソフェナジン塩酸塩では鼻以外のアレルギー症状に対しても使用できますが、「アレルビ」では使用できないため注意が必要です。

副作用は?

「フェキソフェナジン塩酸塩」は副作用が少ない薬ですが、ごく稀に次のような副作用が現れる場合があります。

・発疹
・蕁麻疹
・目の周りや唇の腫れ
・呼吸困難
・吐き気
・倦怠感
・頭痛
・頻尿
・むくみ
・動悸
   など

これら以外でも体調の変化がみられる場合は、医師・薬剤師にご相談ください。

用法・用量、服用方法は?

アレルビの用法・用量、服用方法は次のとおりです。

成人(15歳以上) 1日2回(朝・夕) 1回1錠 水またはお湯で噛まずに服用
15歳未満の小児 服用しない事 


服用に際して、食事の前に飲む、食事の後に飲むなどの制限、指定はありませんので、毎日同じ時間に服用すると良いでしょう。
また、水またはお湯で飲む際はコップ1杯(約180ml)以上で飲みましょう。薬をかみ砕くと、想定されている効果にズレが生じる場合がありますので注意しましょう。

使用するうえで注意が必要なことは?

アレルビと飲み合わせが悪い薬としては、他のアレルギー用薬、抗ヒスタミン作用を有する内服薬、制酸剤、エリスロマイシン等が挙げられます。他の禁止事項としては、服用前後で飲酒、授乳中の方は、服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください。
また、妊娠している可能性がある方や高齢者の方は医師、薬剤師または登録販売者に相談の上、服用してください。
さらに、一般的な注意事項ですが、直射日光が当たらない湿気の少ない涼しい所で、小児の手の届かない所に保管してください。

「アレルビ」を服用すると眠くなる?

抗ヒスタミン薬は眠くなりやすいものが多いですが、アレルビの有効成分「フェキソフェナジン塩酸塩」は眠くなりにくい成分です。

眠くなりやすいか、眠くなりにくいかは、有効成分が脳内に移行しやすいか、移行しにくいかで決まります。脳内の「H1受容体」をブロックすることで脳内活動が低下し、眠気が生じるためです。
フェキソフェナジンは脳内に移行しにくい成分であるため、眠気はほとんど起こりません。

服用後に車の運転を制限しなくても良いとされていますが、臨床試験では2.3%の方に眠気がみられたとの報告があるため、初めて服用する場合には注意した方がいいでしょう。

有効成分の違いは?効果・効能にも違いがある?

アレルビとアレグラFX28錠は共に「フェキソフェナジン塩酸塩」を1錠あたり60mg配合しています。よって、有効成分としては同じ市販薬となります。また、効果・効能としても、「花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり」とされ、同じ効能・効果が認めれています。

医療用「アレグラ」と市販薬「アレグラFX」の違いは?

医療用の「アレグラ錠60mg」と市販薬の「アレグラFX」は、どちらも有効成分として「フェキソフェナジン塩酸塩」を60mg含有しています。どちらもサノフィ株式会社が製造しており、有効成分だけでなく錠剤の大きさや形、添加物も同一です。

しかし、医療用と市販薬では、使用できる疾患の範囲と使用できる年齢が異なります。

市販薬の「アレグラFX」は「アレルビ」同様、花粉、ハウスダストなどによるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻のアレルギー症状にのみ使用できます。使用できるのは15歳以上の方です。

医療用の「アレグラ」は、加えて蕁麻疹や皮膚の痒みに使用することができます。医療用では「アレグラ錠30mg」を7歳から服用することができます。
市販薬では、フェキソフェナジン塩酸塩の含量が30mgの「アレグラFXジュニア」という、7〜14歳の小児が服用できる商品も発売されています。

使った方がよい人の違いはある?

アレルビとアレグラFXの効き目を比べると、有効成分、効能・効果が同じですので、使った方が良い人も同じとなります。くしゃみがひどいからこちらの薬、鼻水がひどいからこちらの薬、という事はありません。

アレルビとアレグラ、一緒に飲んだらどうなるの?

一緒に飲んだ場合、同じ有効成分「フェキソフェナジン塩酸塩」を2倍量飲むことになります。つまり、薬の飲み過ぎになりますので、思わぬ副作用が生じる場合がありますので、決して一緒に飲んではいけません。

飲み合わせの悪い薬はある?

飲み合わせの悪い薬としては、他のアレルギー用薬(皮膚疾患用薬、、鼻炎用内服薬を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬等)、制酸剤(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤)、エリスロマイシン等が挙げられます。

これらを服用している場合はアレグラFXの服用により、症状の悪化、副作用・事故が起こりやすくなりますので、服用を控えてください。


こんなときは病院へ


市販薬の「アレルビ」「アレグラFX」は同じ効能・効果を有していますので、同じ様に服用できますが、いずれかの服用で、体調や症状の悪化がみられた場合、1週間服用しても症状状の改善がみられない場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。また、症状の改善がみられても2週間を超えて服用する場合は、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。


『アレルビ』『アレグラ』に関するQ&A


『アレルビ』『アレグラ』に関するQ&A

「アレルビ」と「アレグラ」はどちらもフェキソフェナジン塩酸塩を含む市販薬ですが、違いが気になる方も多いはずです。
ここでは、よくある疑問について分かりやすく解説します。

市販のアレグラと処方のアレグラの違いは何ですか?
市販のアレグラ(アレグラFXなど)と処方薬のアレグラ(アレグラ錠)は、有効成分であるフェキソフェナジン塩酸塩の含有量や効果に違いはありません。
しかし、処方薬にはジェネリック医薬品(後発薬)があり、価格が抑えられる場合があります。
また、市販薬は自由に購入できますが、処方薬は医師の診察が必要となり、保険適用される点が異なります。
花粉症の薬は飲み続けてよいですか?
花粉症の薬は、症状が続く限り飲み続けても問題ありません。
抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジン塩酸塩は、長期間使用しても副作用が少ないとされています。
ただし、症状が改善された場合や副作用が現れた場合は、自己判断での継続を避け、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
また、定期的な受診で症状の変化を確認することも大切です。
市販薬が効かない場合どうしたらよいですか?
市販薬が効かない場合、まずは服用方法を確認することが大切です。
用法・用量を守っているか、正しいタイミングで服用しているかを見直してみましょう。
フェキソフェナジン(アレグラFXやアレルビなど)の場合は、1日2回朝夕の服用が正しい服用方法です。
それでも効果を発揮しない場合は、別の抗ヒスタミン薬を試したり、医師に相談し、処方薬のフェキソフェナジンや他の抗アレルギー薬を検討するとよいでしょう。
さらに、点鼻薬や点眼薬を併用することで、より効果的に症状を抑えられることがあります。

まとめ


まとめ

アレルビとアレグラは、どちらもフェキソフェナジン塩酸塩を有効成分とする市販薬で、効果や効能、即効性などに大きな違いはありません。
ただし、メーカーや価格、添加物に違いがあり、コストを重視するならアレルビ、ブランドや信頼性を重視するならアレグラを選ぶのも一つの方法です。
どちらも眠くなりにくく、副作用が少ないのが特徴ですが、体質に合わない場合は他の抗アレルギー薬を検討するのも良いでしょう。
自分に合った薬を選び、快適に過ごしましょう。

参考文献

アレルビ錠

アレグラFX

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 齋藤 貴将

    執筆・監修者

    大手チェーンの調剤薬局にて管理薬剤師として勤務後、保健所に勤務を経て、民間企業にて勤務中。

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