吉本たいまつ 🌈🦀

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吉本たいまつ 🌈🦀
@taimatsu_torch
おたく史研究者。70年代半ばから80年代にかけての、おたくと呼ばれる人々と文化の成立を研究しています。近共著「同人文化の社会学」(七月社・飯塚名義)。2023年8月がんと診断され、現在闘病中です(胸腺がん)。転移が見つかり抗がん剤治療です。
神奈川県北部Joined January 2010

吉本たいまつ 🌈️🦀️’s posts

ボードゲーム、カードゲームの印刷・製造を受注している会社一覧を作りました。日本の会社は個人の発注も受け付けています。こうやって見るとかなり数が増えていますね。また海外(特に中国)への発注もありということが分かります。
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東大生は頭がよすぎるので、一般人とは違う悩みを持っているという番組なのですが、「東大生は学歴的にはトップだけど、人間的にはおかしいよね」「俺たちは学歴的にはトップじゃないけど、人間的にはバランスが取れてるよね」という差別意識がこもってますよね。
おたく文化とヤンキー文化については、『同人誌印刷のあけぼの』で、黒川あづさ先生が「女子の同人活動は一種のグレだった」と答えています。同人活動は、家や学校に居場所のない女子たちが見つけた居場所の一つだった…と。おたく文化とヤンキー文化には、通じるところもあったのだと思います。
法務省から電話がありました。法務省?何か悪いことしたかな?と思ったら、先日問い合わせた刑務所の印刷についてのお答えでした。印刷は多くの刑務所で受注しているが、同人誌印刷を表に出しているのは前橋だけであること、詳しくは各刑務所に直接電話してくれ、個人でも発注OKとのこと。
テレビで「東大生の悩み」という番組をやっていますが、「人を好きになったことがない」という男子学生をいじっていて、なんだかいやな気分です。「恋愛をしない人は人間的価値が低い」という、バブル期の価値観そのまんまじゃないですか。
「戦没した船と船員の資料館」、一番心に響いたのはこの色紙です。「商船乗りは 日章旗のもとでは死するとも 軍艦旗のもとでは死なじ」
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田中圭子さんの存在なしには、同人誌文化はここまで大きくなったかどうか。米沢嘉博さんを同人誌の父とするなら、田中圭子さんはまさに同人誌の母でした。心から冥福をお祈りします。
高河ゆん・結城惺先生の本(91年「SEX」)に使われているこの紙、なんという名前かご存じの方はいらっしゃいますでしょうか?見ての通り普通は表紙にする紙を、本文に使ってるんですよね。印刷は三心印刷です。
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改めて書き込みますと、70年代の極初期からマンガ同人誌の印刷を受注していた会社は、66年?創業のナール、71年事業開始のポプルス、75年参入の共信、77年参入の東京文芸、大友出版、78年創業の創造の6社です。現在でも同人誌印刷を続けているのは、いまやポプルス一社だけになってしまいました。
震源地に近い同人誌印刷所は次の通りです。有限会社フクダアート(熊本市中央区)、プリントオン/アクシス出版株式会社(益城町)、株式会社ユニアス(熊本市南区)、大和印刷所(熊本市東区)、松本コロタイプ光芸社(熊本市中央区)。被害が少ないことを心からお祈りします。
夏コミは三日目O-60b、新刊は「ショタアンソロジーを考える1994-1999」です。94から99年のショタアンソロ112冊、1139作品を読み、集計した本です。ショタアンソロがなぜ生まれ、どんな意義を持っていたかも調べています!
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ミステリは戦時中に密告と忖度で一度壊滅したのですか。これは重要な情報です。
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日下三蔵
@sanzokusaka
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もはやエロのことしか頭にないのか、「男はエロを守るために文句つけてくる!」式の罵倒を見ると悲しくなる。SFの人には危機感がないのかも知れないが、ミステリは戦時中に密告と忖度という自主規制の下に壊滅した歴史がある。有害だからと創作物を狩り始めたら、貴方の好きなジャンルも必ず滅びる。
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「オタク史における女性の透明化」は本当にすごくあると感じます。私が「おたくの起源」を書いたとき女性を範囲外にせざるをえなかったのは、書かれた資料が圧倒的に少なかったためでもありました。
伝説のえみくりのテープではないですか!当時のえみくりは、自分たちでお金を出して、当時のジャンルの声優さんに、自分たちの二次創作を演じてもらったんですよね。同人バブルを象徴する一本です。
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さらしる
@sarasiru
声優の高山みなみさんと鈴木みえさんが、えみくりさんの企画で収録したミスター味っ子同人カセットテープです。 当時から人気声優の高山みなみさんが、BL風味でたらし男としてしゃべっているので貴重かと思います。 mercari.com/jp/items/m9273 すげえ。
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娘ちゃんが講読している読売KODOMO新聞(2018年8月9日号)にも記事が載っていました。「人を「社会の役に立つか立たないか」という点でしか評価しないのは、とても怖い考え方です。杉田さんの考えに対し、多くの人が「人権への意識が足りない」と怒っています。」とあります。
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同人誌即売会の会場についての論争?が行なわれていますが、いま使われている会場は、先人が非常な苦労をし、折衝を重ねた上で使われているものだと思います。どういった人々が、どのような経緯で会場を「開拓」したかは、同人誌即売会の歴史を記す上で、非常に重要だと思います。
入院手続きに1時間ほど待たされました。「無料ベッドが空いてないので有料部屋で」と案内されましたが、「病院都合なら無料なのでは?」と聞いたら無料にしてくれました。サインしてしまうと有料になるそうなので、皆様お気をつけください。
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80年代の女子たちにヤンキーものが受けたのも、70年代の女子たちに「ポーの一族」「はみだしっ子」が響いたのも、90年代末に「フルバ」が受けたのも、「居場所」の問題が大きく関わっているのだろうと思います。
現在企画中の「同人誌印刷の爆発」に向けて、キャプテン翼ブームの頃(1985年後半以降)の同人誌印刷と、同人誌即売会の様子を集めています。当時の同人界の急成長の様子を教えていただけませんか?今では信じられないようなエピソードはありませんか? #C翼ブームの思い出 でお願いします!
「おたく史における女性の透明化」をなんとかするために行動してきましたが、コロナ禍で停滞し、2023年に発覚したがんの治療により、今はストップしています。ただようやく抗がん剤が身体になじんできたので、そろそろ再起動しようと考えています。
<募集>1989年1月8日に開催された「コミックフェスタ」の情報を集めています。開催された経緯や前後の状況をご存じの方、どのような情報でもよいので、教えていただければ助かります。画像はファンロード89年1月号に載った広告で、イラストは高河ゆん先生です。#コミックフェスタ
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冬コミ新刊3冊目は「おたくの始まりを探る」です。大学生の皆さんと話しあい、「おたく」という人たちが、いつ頃、どのような経緯を経て現れたのか、探っていきました。「ZINE班」「女性班(JUNE班とC翼班)」「男性班」の、三つの視点から探っていきましたよ!#評論情報系同人誌告知 #C95
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「富裕層しか相手にしません」という学校が現れた一方、中学受験の主流は今でも「弱者への視線を持っているか」なのだそうで。写真は田園調布の問題。ハンセン病と多磨全生園が出題されています。社会的な差別や不平等に気づいているか、それを解決しようと考えられるかが問われるのですね。
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「同人誌印刷のあけぼの」、入稿完了しました。黎明期の同人誌印刷所の様子を、多数の作家さん、印刷所インタビューを通じて明らかにしていきます。現在のような同人誌印刷を始めた会社は、一体どこだったのでしょうか?
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「同人誌即売会史研究会」では、当時を知る方のうち、特に女性のお話をうかがいたいと考えています。話してもいいよ、という方がいらっしゃいましたらご連絡いただければ幸いですし、情報をお寄せいただけると助かります。
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今は同人誌の印刷は、各地にある同人誌印刷所に頼めば必ず印刷してくれます。ですが70年代、漫研がマンガの印刷を頼もうとしても、受けてくれる印刷所自体がなかったのです。そんな中で、マンガを印刷してくれるナール、ポプルス、共信、東京文芸といった会社は、きわめて貴重だったのです。
「頻回開催、最新ジャンルに強い赤ブー」と、「オタクの総合的な祭典、ニッチジャンルも強いコミケ」の棲み分けは、同人誌印刷所の方々にお話をうかがっても強く感じます。現在の同人誌印刷所は、夏冬のコミケだけに依存するのではなく、頻繁に開催される赤ブーなどのイベントでも収益をあげています。
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80年代、高河ゆん先生や尾崎南先生が絶大な支持を受けた背景も、居場所の問題が関わっているのではないかと考えます。彼女らは自力で居場所を切り開いたので、それが支持されたのではないでしょうか?現場に居合わせていないので、もっと調査する必要がありますが。
同じ号の「おしえて!コナン時事ワード」では、「LGBT」はレベルMAXの扱いです(4つ時事ワードが載っていて、そのうち一つがレベルMAX)。「長いあいだ、差別されていたが、現代は「多様性を認める」という考えのもと、差別をなくそうという取り組みが活発になっていて」とあります。
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ギャッ(変な声出た)浪花愛・青柳誠ご夫妻が東京新聞のコミケの連載に登場!?内容もスバラシイ! 「二次創作」はコミケのシステムを変えた 先駆者が振り返る「妄想の力」と「キャプテン翼」ブーム:東京新聞 TOKYO Web