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脚本の勉強になる映画100本のリストの後半50本です。 (前半の①~㊿はこちら https://togetter.com/li/2063574) (※順不同です。番号が若い映画ほど優れているということではありません) 続きを読む
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尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック74>『雨月物語』この作品を見ると、映画が脚本だけでなく、演技、撮影、音楽、美術など様々な要素によって成り立つ「総合芸術」だということがよくわかります。それらを統合するのが監督の仕事だということも。できれば4Kデジタル復元版で見て欲しい作品。 pic.twitter.com/PXKNwI8hbb

2022-05-17 20:19:04
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック75>『セブン』ダークで猟奇的な描写が非常に特徴的ですが、刑事が犯人を追って捜査する展開は割と標準的……と思いきやラストから30分のところでアッと驚くことが起こり、そこから先は予測不能。映画を多く見ていても、これほど「どうなるかわからない」という経験は少ないです。 pic.twitter.com/ikL8tLVQZl

2022-05-18 21:12:55
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

ミステリーで「犯人が誰かわからない」ということはありますが、観客は「謎解きがあって」「犯人がわかる」という展開は予測できます。『セブン』の場合、どんな展開があるか自体が予測できない感じ。作り手が「型」を知っているからこそ、それを「外す」ということができるのでしょう。

2022-05-18 21:25:13
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック76>『博士の異常な愛情』頭がおかしくなった軍人が核爆弾の投下を命じてしまい、それを解除できるか、というブラックコメディ。深刻な状況も笑いに転化できるという例。解決したと思ったら、予想外の状況が起こりさらに緊張感が増すという話の型。 pic.twitter.com/McrtKGC2ao

2022-05-19 21:14:08
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

『博士の異常な愛情~』の美術は初期の007シリーズでも美術を担当しているケン・アダム。セットをひと目見て「あの人がデザインした」とわかるくらい特徴的。写真右は『007 ムーンレイカー』。 pic.twitter.com/eef40DxBrQ

2022-05-19 22:12:43
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック77>『ゼロの焦点』行方不明になった夫を探す妻が夫の隠された過去を知って行く。ヒロインは探偵役(=狂言回し)で本当のドラマを背負っているのは犯人という、刑事ものや探偵ものに多い構造です。とはいえヒロインが不安な気持ちで冬の能登をさまよう姿は強く印象に残ります。 pic.twitter.com/DlxNN98fCc

2022-05-20 21:09:12
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

サスペンスドラマのクライマックスで断崖の上で謎解きをするおなじみのシーンは、この『ゼロの焦点』が元祖と言われています。 pic.twitter.com/wuI4WC76az

2022-05-20 21:13:17
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック78>『ジャガーノート』航海中の豪華客船に爆弾を仕掛けたと脅迫電話があり、犯人を捜す刑事と船に乗り込み爆弾の解除を試みる処理班が平行して描かれるパニック・サスペンス。乗り物に爆弾が仕掛けられるという点で前に紹介した『新幹線大爆破』と共通点が色々あります。 pic.twitter.com/eIXXbpumw6

2022-05-21 20:52:40
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

爆弾の赤いコードと青いコード、どちらを切るか。間違えた方を切ると爆発!という爆弾ものによくあるシーンはこの『ジャガーノート』が元祖と言われています。何事も「最初に考えた人」というのがいるものです。 pic.twitter.com/JUCVzFT0af

2022-05-21 20:59:05
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック79>『切腹』井伊家の江戸屋敷に切腹したいので庭を貸してくれと申し出る浪人。彼の真意は何か。一般的にドラマは現在の話がメインの軸となり回想はそれを補強するという位置づけですが、この作品は現在と過去が両輪となって作品を構築しています。最後にはチャンバラもあります。 pic.twitter.com/te82ZRmbLN

2022-05-23 20:17:52
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック80>『見知らぬ乗客』異常な男が主人公の妻を殺し、交換に自分の父を殺せと迫る。交換殺人の話というより異常者にストーカーされる話。特徴的なのは悪役に弱点を持たせていること。それによって話がどう転がるか予測不能な感じに。似た作品を思いつかない不思議な印象を残します。 pic.twitter.com/uxRAugayfl

2022-05-24 20:18:33
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック81>『浮雲』敗戦後の虚無の中でダメな男女が腐れ縁を断ち切れずに流されて行く。一般的に観客は目的を持つ主人公を応援しながら見ますが、この主人公たちは流されるばかり。でもそのことで恋愛の心情が鮮明に浮き彫りになり、いつしか共感して見ていることに気づかされます。 pic.twitter.com/zRMb06Ll4h

2022-05-25 22:35:38
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

『浮雲』は日本映画のオールタイムベストテンなどでは『七人の侍』や『東京物語』などとともに必ず上位に選ばれる作品。若い頃はどこがいいのかよくわかりませんでしたが、年を取るほどに面白くなって行きます。kineyoko.jp

2022-05-25 22:41:52
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック82>『青春の殺人者』両親を殺した青年が恋人と共にさまよう姿を描く。親を殺すのが発端なのに見た印象はまさに「青春映画」。そのギャップが不思議な魅力となって40年以上たった今でも色あせません。 pic.twitter.com/DFEqe0JOCC

2022-05-26 22:17:37
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック83>『冒険者たち』夢破れた男二人・女一人が宝探しにアフリカへ。「①宝探しの過程と宝を狙う者たちとの戦い」と、「②三人の友情とストイックな三角関係」が融合して魅力的な作品に。 ①だけでもストーリーはできますが、ここまで魅力ある作品にはならなかったでしょう。 pic.twitter.com/CmfGNn2921

2022-05-27 22:12:17
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック84>『道』粗野な旅芸人の男と少し頭が弱くて純真な女が一緒に旅をする。話はシンプルだけど奥が深い作品。ヒロインの人物造形の素晴らしさがこの作品を傑作にした一番の理由。そして三番目の人物の絡ませ方次第でストーリーが全然違ってくるというのも勉強になるポイントです。 pic.twitter.com/WjyK5sD9xm

2022-05-31 20:22:19
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック85>『レベッカ』大富豪の後妻になったヒロインが亡き前妻レベッカの影に精神的に追い詰められる。やがてレベッカの死の原因が明らかに。その場にいない人物(この場合は故人)が重要な存在になるという話の型。レベッカを崇拝するダンバース夫人のキャラが強烈な印象を残します。 pic.twitter.com/HZ3s5E8mZe

2022-06-02 22:00:56
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

『レベッカ』のダンバース夫人は「歩く姿が描かれず振り向くと立っているのが怖い」と言われますが、実際は結構歩いてます笑。ヒチコック自身が「映画術 ヒッチコック/トリュフォー」で「ダンバース夫人は歩いているところをなるべく見せないようにした」と語っていて、それが都市伝説化?したのかも。 pic.twitter.com/9emmEJqiIn

2022-06-03 14:42:24
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック86>『素晴らしき哉、人生!』家族や街の人のために必死に生きて来た主人公が不運によって追い詰められ自殺を考える。そのとき彼に起こる奇跡とは・・・。昔見たときは「よくできたおとぎ話」くらいに感じた作品ですが、今見るとわかります。これはこの世の真実を描いた映画だと。 pic.twitter.com/kcmv60xwpP

2022-06-03 21:57:21
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック87>『サンセット大通り』売れない脚本家が、過去の栄光を忘れられない往年の大女優にからめとられて行く。主人公の死体が回想するという珍しい構成。落ちぶれてもやり直そうとする若い主人公と過去から逃れられない女優との葛藤が引き起こすドラマから目が離せなくなります。 pic.twitter.com/CjyfJ0JpZt

2022-06-06 22:00:43
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック88>『祭りの準備』昭和30年代の高知県を舞台に、主人公の青年が周囲の人間模様を目撃しつつ東京に出る決心をするまでを描く。一般的に主人公は傍観者ではいけないと言われますが、この作品では周囲に色々な事情を抱えたアクの強い人物が配され、主人公は割と普通の人。(続く) pic.twitter.com/fsTX2u473k

2022-06-09 21:17:33
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

主人公は脚本家を目指しているという設定によって、周囲の人をあれやこれやを間近に観察することが「主人公の行動」として成立しているのかもしれません。だから最後に脚本家になるために東京に出て行くのがドラマとして必然なのです。 pic.twitter.com/VIlaak7kxn

2022-06-09 21:19:52
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック89>『女の園』封建的な校風の女子大を舞台にした群像劇。それぞれが事情を抱えながらぶつかり合い葛藤してひとつの悲劇的クライマックスに向かって行く。若い女性たちが丁寧な言葉遣いで生真面目に議論し合う姿が新鮮ですが、そこで語られる問題は現代にも通じるものがあります。 pic.twitter.com/eDlTF3sUA9

2022-06-10 22:32:01
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック90>『ギルバート・グレイプ』家族のために田舎町を離れることのできない青年が、旅人の女性と出会い恋に落ちる。淡々としたタッチの中にも激しい葛藤が描かれ、ドラマ的葛藤とは何かを学べる作品。若い頃の ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオの名演技が見られます。 pic.twitter.com/mVHeTQU0G8

2022-06-11 22:27:52
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

<名作映画百本ノック91>『たそがれ清兵衛』①主人公は娘たちと穏やかに暮らしたい。②藩命で強い相手を殺さなくてはいけなくなる。③貧乏ゆえに幼なじみの女性との結婚は諦めた。①を守るために②を成し遂げたとき、①だけでなく諦めていた③も与えられる。そのドラマを丁寧に情感豊かに描きます。 pic.twitter.com/ig7NP0VTes

2022-06-13 22:37:18
まとめたひと
尾崎将也/脚本家・映画監督・小説家 @ozakimasaya

脚本家・映画監督・小説家。主な脚本作品「結婚できない男」「アットホーム・ダッド」「特命係長・只野仁」「白い春」「梅ちゃん先生」「まだ結婚できない男」映画「シサム」/小説「パラレル・パスポート」

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