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37年の歴史に幕 不来方高校で校旗取り外し 4月に盛岡南高校と統合 南昌みらい高校へ【岩手・矢巾町】
統合のため3月末で閉校する岩手県矢巾町の岩手県立不来方高校で、校旗の取り外しが行われました。
不来方高校は盛岡南高校と統合し、4月から南昌みらい高校として新たなスタートを切ります。これを前に、学校は3月末で37年の歴史に幕を下ろすことになり、21日は生徒およそ470人が参加して、校旗降納式が行われました。
式では、菊池勝彦校長が「皆さんが不来方高校で積み重ねてきた努力と培ってきた友情は、未来永劫にかけがえのない財産となるでしょう」と述べました。
そして、不来方高校としては最後となる校歌斉唱です。このあと、代表生徒が校旗を丁寧に取り外し、県へと返還されました。
不来方高校では、1日に最後の卒業式が行われていて、これまでの卒業生は1万2000人を超えます。
南昌みらい高校は、不来方高校の校舎を使って開校し、生徒たちが新たな歴史を作ってゆきます。